FC2ブログ
“のっぽパンの会。”は新アドレスhttp://noppo.broetli.com/にお引越ししました。
当アドレスは、“菓子パンの会。”として、リニューアルします。

↓“のっぽパンの会。”最新情報↓
2006年01月11日[Wed]

Pasco--豆だくさん蒸しパン 抹茶。

Pasco--豆だくさん蒸しパン 抹茶。


一見、シンプルに見えますが、
その本性は、“2人のひろし”が潜んでいる、
とんでもない蒸しパンです。
人間誰しも、表と裏の顔を持ち合わせています。

例えば、学校や職場などで友人、同僚と接する時の自分。
そして、家族やごく親しい人と接する時の自分。

なるべく問題が起こらぬよう、穏やかに装ってみたり、
ほんとうは辛いのに、明るい性格を演じてみたり。

一方は、この人になら、素の自分を見せられる、
と安心して甘えたり、わがままを云ってみたり、、。

おそらく気付かぬうちに、
2人の自分を使い分けていると思う。

表裏一体”。

2つの顔を持っていたとしても、
どちらもほんとうの自分なのだ。

これは、世の中をうまく渡って行くために自然と備わった、
いわば、人間にのみ与えられた、防衛反応なのだろうか、、。

一見、穏やかで優しい性格の人でも、
どこかこころの奥では、闇の部分を持ち合わせているかもしれない。

Pasco--豆だくさん蒸しパン 抹茶。


一見すると、これはふつうにお豆が入った蒸しパンです。

スーパーのワゴンで見つけた時、
(あ、抹茶の蒸しパンかぁ。食べてみたいなぁ。)
そんな程度にしか思いませんでした。

(でも、“豆だくさん”なんて書いてありながら、
 お豆ちょこっとしかないじゃん、、。)
まあ、この手の手法(?)はよくあります。

○○がおいしい、△△パン!とか、
□□がたっぷり、××パン!とか。

そういうのって、大抵不発に終わります。
強調し過ぎると、時にお客の期待を過剰に抱かせることに繋がります。

その結果、
(なんだ、たいしたことないじゃん。)
と、期待以上のものを感じられないと分かると、
なんだか裏切られたような気にさえ、なってしまうのです。

はじめから強調していなければ、
(まあ、そんなもんね。)
と、結果が悪くても、たいして気にも留めないことでしょう。

流石の元横綱、曙さんも、
素人相手に負けるはずがない
、と豪語しておきながら、
結果、見事な敗北を喫してしまいました。

(もしかしたら、曙は今回は勝てるかも!?)
なんて期待を抱いた人も少なからずいたことでしょう。
しかし、今回も背水の陣とはなりませんでした。

はじめから、“ぼく、自信がありません。”
なんて公言する格闘家は流石にいませんが、
はじめから、“絶対に勝つ!”なんて云わなければ、
例え負けても、
(ああ、そんなもんだよね。)
で終わっていたことでしょう。

彼の場合、力士のように、
暗黙”を守り通せばよかったのではないでしょうか、、。

そんな、“豆だくさん”のはずの蒸しパンですが、
ぺロっとひっくり返してみるとみると、、、、。

Pasco--豆だくさん蒸しパン 抹茶。


ど~~~~~~~~~~!!!!
す、す、す、すんごい、豆ぇ~~~~~~~!!!!

ちょっと、気持ち悪いくらいです(笑)。
なんか、大群で押し寄せてきそうな勢いです、、。

こんなに豆が入っていようとはっ、、、。
恐れいりました、、、。

“裏”なだけに、なにか“腹黒さ”を感じます、、。

生地は、柔らか目です。
水分が多めで、かなりしっとり、
ひんやり、ぺったりしています。

柔道の谷亮子選手は、
アテネの前に負った傷を、
馬刺しで治したと云いますが、
この蒸しパンを患部に貼っておいても、
きっと同様の速さで回復
していたことでしょう。

今後もし、発熱を伴う風邪を引いた時は、
この蒸しパンを大動脈が通っている喉、脇、
足の付け根に当てると良いでしょう。

Pasco--豆だくさん蒸しパン 抹茶。


生地は、しっとりと同時に、
ふんわり、空気感もあります。
よ~く生地の切れ目を見てみると、
細かい気泡がたくさん確認出来ます。

この気泡なら、お豆さんも呼吸が十分出来ることでしょう。

抹茶味は、甘味の中にも、
ほんのり苦味があります。
こういう抹茶の苦味、好きです。

意図的に、苦味を抑えて甘味ばかり、
全面に押し出す、いわば、
本末転倒ばりの菓子パンやお菓子が多く見受けられますが、
本来、抹茶とは苦味を楽しむものであります。
(と、勝手に思っています。)

お豆は、“大黒花豆甘納豆”と、
金時豆甘納豆”の2種類入っています。

おそらく、大きい粒が“大黒花豆甘納豆”で、
小さいのが“金時豆甘納豆”でしょう。

どちらとも、柔らか目に煮てあります。
個人的には、シャリシャリ感の残った、
少々固めのお豆が好きです。

大きい粒は、あえてそのままの大きさなので、
食べ応えがあります。

もう、どこから食べても、豆、豆、豆っ、です。
これでもかっ!ってくらい、豆です。
ある意味、このお豆からS気を感じ取ることが出来ます、、。

Pasco--豆だくさん蒸しパン 抹茶。


大きい方のお豆は、コクがある味です。
それでいて、ちょっと渋さも兼ね備えています。

年を重ねる度に、どんどん渋さを増し、
演技にも磨きがかかった、
舘ひろしさんのような、お豆です。

一方の小さいお豆は、ちょっと甘味があります。
柔らかい、優しい味です。

なかなかのおっさんなのに、
小さい体で、可愛らしい猫のギャグを武器に、
他の芸人さんに負けずに頑張っている、
猫ひろしさんのような、お豆です。
にゃ~~~~っ!!

同じ“ひろし”でも、こんなに違うとは、、、。
嗚呼、無情、、、。

量的には、大きいひろし、じゃなかった、
大きいお豆の方がたくさん入っています。

小さいひろし、じゃなかった、
小さいお豆は、やはり、
大きいひろしの実力には到底かなわないと悟ったのか、
自ら身を引き、大きいひろしに混じって、
少々肩身の狭い思い
をしています。

いつもの“にゃ~~~~!!”は、
“みゃ~~~、、、。”と、か細い声となっています。

嗚呼、可愛そうな猫ひろし、、、、。
(じゃなくって、小さいお豆だって!)

でも、わたしはどちらのひろしも大好きです。

大きいひろしは、理想のお父さん、恋人像です。
こんなお父さんなら、一緒に街を歩いて自慢したいです。
こんな恋人なら、裏も表も、
すべてありのままの自分を見せても構わないです。

小さいひろしは、なるべく一緒には歩きたくありませんが、
時々、玄関でお出迎えして欲しいです。
そして、なるべく彼には甘えさせないよう、
裏の顔で接していきたいです。

同じひろしでも、こんなにも抱く感情が違うとは、、、。

しかし、こんなにふんだんに入っているひろしですが、
(クドいですが、お豆です。)
残念ながら、その量が“仇”となってしまいました。

お豆が多過ぎて、抹茶味の生地の味がしません、、、。

(あ、そう云えば、これって抹茶の蒸しパンだったよなぁ、、。)
お豆の味ばかりで、すっかり抹茶の存在を忘れていました。

果して、抹茶味をメインにしたかったのか、
それとも、お豆をメインにしたかったのか、、。
どっちつかずの蒸しパンになってしまいました。

時に、あれもこれも、と主張すると、
共倒れになることがあります。

主役がいるから、脇役が引き立つ。
脇役がいるから、主役が引き立つ。

菓子パンも、役者も、
光と影が存在するから、バランスを保っているのです。


購入価格:73円。

栄養成分表示:なし。


【オススメ度】★★★☆☆(2.5)
スポンサーサイト





タグ:
スレッドテーマ: 菓子パン,グルメ

HOME

トラックバックURL


トラックバック

木村屋--イチゴパン。  | home |  Pasco--十勝チーズ蒸しパン(北海道に逢いたくて)。