FC2ブログ
“のっぽパンの会。”は新アドレスhttp://noppo.broetli.com/にお引越ししました。
当アドレスは、“菓子パンの会。”として、リニューアルします。

↓“のっぽパンの会。”最新情報↓
2006年02月24日[Fri]

ヤマザキ--牛乳仕立てのサンメルシー ミルククリーム。

ヤマザキ--牛乳仕立てのサンメルシー ミルククリーム。


甘いクリームと、ハードなデニッシュ生地の、菓子パンです。

穏やかな、小春日和が続く今日この頃。

土の中で眠っている虫たちも、
間違えて目覚めてしまうのでは、と心配するばかりであります。

昨日の静岡も、春の薄手のジャケットで、
颯爽とチャリんこを走らせるには、丁度いいお天気でした。

頬に心地いい、スカッとした風を感じながら、
愛チャリを走らせていると、わたしの目の前に、
お弁当の袋をさげた男性が、通り過ぎて行きました。

男性の頭に注目してみると、なんとっ!
今は懐かし、パンチパーマッ、だったのですっ、、。

しかも、中途半端に伸びてしまって、
パンチがかっこ悪く、びろびろ~と伸び切っているのです。

心地いい風にもなびくことなく、
ただ、男性の頭に、力なく生えているのです、、。

しかし、男性の毛はとてもふさふさで、
おそらく剛毛であろうことを伺わせる、黒々とした丈夫そうな毛でした。

そんな、男性の頭髪に注目していたら、
今度は男性の顔に視線が行きました。

なっ、なんとっ!
“太陽にほえろ”で、渡哲也さんがかけている、
おなじみの黒いサングラスをつけているではありませんかっ、、。

すっ、すごキャラです、、。

力ないパンチパーマに、渡哲也ばりのサングラス。
いま時、珍しい光景です。

これは、数年に1度しか拝めないという、
京都のどっかの寺院の仏像並みに、貴重な光景です。

男性は、白い弁当袋を左手に持ち、
そそくさと車道を横切り、
路肩に止めていたトラックに乗り込んだのでありました。

サングラスをかけている人って、
けっこう可愛らしい目をしている人が多いような気がします。

きっと、このパンチョのトラック野郎のおっちゃんも、
キュートな目をしているに違いない、、、。

と、春のウキウキ気分から、
これから先、二度と出会うことはないであろう、
おっちゃんのことを想像しながら、
頭には太陽にほえろのBGMが延々と流れる中、
愛チャリを走らせるのでありました。

ヤマザキ--牛乳仕立てのサンメルシー ミルククリーム。


“北海道牛乳で仕込んだデニッシュ生地に、
 クッキー生地をトッピングし、
 ミルククリームをサンドしました。”

“サンメルシー”、、、。
って、なんでしょう?

サンスーシー宮殿?
いや、違うか、、、。

そういう種類のパンが存在するのでしょうか?
よく分かりませんが、
そのことをひたすら考えながら、
スーパーからずっとチャリんこを漕いでいました。

メルシーはフランス語だから、
サンもそうに違いない、、。

とするとサンは、“Saint聖”という単語で、
合わせると、“聖、有難う”になる、、。

なんとも意味深な名前ですが、
もしかしたら、キリストと所以のある菓子パンなのかもしれない、、。

ある日イエスは、貧しい村を訪れていました。
そこに、村長がやって来て、
「イエスさまっ!
 どうか、この村を救ってください!!」
と、懇願しました。

するとイエスは、
「小麦粉と牛乳を練りなさい。」
と、種とウシ数頭を村人たちに与えました。

そうして出来たのが、甘いミルク味のパンでした。

村人は、イエスさまに感謝する意味で、
そのパンを、“サンメルシー”と命名しました。

なんていうストリーを、勝手に想像していました。

しかし、袋をよ~く見ると、
“Sun Merci”と書かれていました、、。

わたしの勝手の想像は、
昨日の自民党伊藤議員の政治倫理審査会の如く、
無駄に終わりました、、。

それにしても、なぜ“Sun Merci”なんでしょうか、、。
メルシーときたら、ソレイユでしょう。

いや、そうすると、ソレイユ=太陽ではなく、
女優川原亜矢子さんの愛犬を連想する人の方が多いのかもしれない、
と、ヤマザキさんは憂慮したのかもしれません。

しかし、なぜ太陽に感謝しなければならないのでしょうか、、。

日本には、太陽を拝む風習もありますが、
それが一体、菓子パンとどういう関係があるのでしょう、、。

これは、太陽の恵みを受けた、北海道の食材に感謝しよう、
という意味なのでしょうか、、。

しかし、食材と云っても牛乳だし、
それを出しているのはウシだし、、、。

むしろ、太陽ではなく、
ウシに感謝すべきことなのではないでしょうか。

真相を解明しようとすればするほど、
謎は深まるばかりです。

かの細菌学者、北里柴三郎は、
香港で蔓延するペスト菌の、日本への侵入を防ぐため、
危険を顧ず、香港へ乗り込み、はじめてペスト菌を発見しましたが、
1つの事実を明らかにするには、危険を冒さなければならないのでしょうか、、。

だとすれば、わたしには一体、
何の危険が待ち受けているのでしょうか、、。

そんな危険は、ノンメルシーであります。

ヤマザキ--牛乳仕立てのサンメルシー ミルククリーム。


そんな、謎だらけのサンメルシーですが、
袋から出すと、そこには、わたしが昼間見たあの、
男性に似た菓子パンが目に入ってきました。

(あ、、、パンチのおっちゃんだ、、。)

二度と逢うことはないと思っていましたが、
ここでまた、パンチに出逢うとは、、、。

運命とは、なんとも不思議なものです。

そんな、パンチのおっちゃんとの出逢いに思いをはせながら、
早速サンメルシーを頂いてみました。

生地は、水分少なめの、硬い生地です。
必要最低限の水分しか使用していない、
そんな作り手のこだわりのようなものが感じられます。

表面のボコボコの生地はサクサクで、
下の生地は、シャクシャクです。

表面は“クッキー生地”らしいのです。
今、知りました、、。

(へぇ、、。クッキー生地だったんだ、、。)
って感じです。

ふつうの、デニッシュ生地かと思っていました、、。
そのくらい、クッキー感は皆無です。

味覚とは、視覚が大きく関係しています。

まず目で見て、何の食べ物かを判断し、
おおよその味の予想をして、
舌が味の判断をします。

しかし、その視覚が奪われたり、
事前に味の情報がない場合の味覚の判断は、
あったときとは、大きく変わる場合があります。

故に、わたしがはじめからちゃんとクッキー生地だと認識していれば、
ちゃんと舌がクッキーとして生地を受け入れ、
味を判断したことでしょう。

事前確認は大事だと、何度も己を戒めてきたのに、
またやってしまいました、、。

いつまでも、学習しない、わたしです。

わんこだって、何度も訓練すればお手だって覚えるのに、
わたしは、いつまで経っても、確認を怠ってしまう、
愚か者です。

マッチだって、そんなわたしを、
♪お~ろ~か~、も~のよ、、♪
と歌い、嘆くことでしょう。

そんなわたしを、さりげなく、見逃してください。

生地は、非常に重量感のあって、
歯ごたえのある、シャクシャク生地です。

ハードタイプの生地ではありますが、
しっとり感はあります。

しっとりと、演歌を歌う、ハードゲイ、
とでも思って頂いて、結構でございます。

いや、それはヤマザキさんにとって、大迷惑なことでしょう、、。

生地には、ほんのりとしたやさしい甘味があります。
(自称)クッキー生地には、真っ白い粉糖がまぶしてありますが、
これは、いささか迷惑ってもんです。

だって、お粉がボロボロ、ボロボロこぼれるんですもの、、、。

袋から出して、ボロボロ、
手にとって、手にペトペト。
お口に近づけて、鼻息でブ~ンッ!!
生地にパクついて、お口周りにベットリ~、
モグモグして、テーブルにポロポロ、、、、。

菓子パンにおいて、
こんなにやっかいなお粉はありません。

生地とクリームに、十分な甘味があるにも関わらず、
おそらく飾りという主旨だけでまぶされた粉糖、、。

甘味を補うためでもなく、
ただボロボロするだけで、やっかい者扱いされる、
哀れな粉糖、、。

ここまで邪険にされるとは、
粉糖も悔し涙をボロボロ流していることでしょう。

♪I am Got's child.
 こんな世界に~、生まれて来たんじゃな~~~~い、、、♪

そんな、オジャマモン(小嶋社長)並みに、
邪魔な“粉糖に奮闘”しながら生地をカットしてみました。

ヤマザキ--牛乳仕立てのサンメルシー ミルククリーム。


クリームは、とっても柔らかトロトロです。
何やら食感は、マーガリンに似ています、、。
マーガリンっぽい、ツルツルとした、油分を感じます。

量はいささか少なめに見られますが、
味は濃厚で、存在感はアリアリです。

牛乳仕立ての“ミルククリーム”ということで、
もっと乳っぽいのかと思っていましたが、
味は、練乳っぽいです。

濃厚なコクと、強い甘味が特徴です。

コクだけならいいのですが、
甘味がいささか強いのが、気になります、、。

はじめは、香ばしさの残るデニッシュ生地には、
このくらいの甘味が丁度いいのかも~、
なんて思っていましたが、
半分くらいから、その甘味が徐々にわたしの味覚と食道を、
襲いはじめ
ました、、。

わたしは、甘いものがあまり得意ではないので、
過度に甘い物、例えばクレープなんかは特に危険極まりないのですが、
喉と心臓の間辺りの食道が、その甘味を激しく拒絶するのです、、。

これは、ウイルスの侵入を、
白血球が退治するかの如くの拒否っぷりです。

まさに、この甘味は食道がもっとも嫌う、
甘味です、、。

とってもヘビーで、食べ応えのある生地で、
これ1個で満腹になる菓子パンです。

故に、この甘さは、クドいとしか云いようがありません。

「デザートは別腹よ~。」
なんてよく云われますが、
これは医学的にも云えたことで、
胃がパンパンの状態で甘いものを見ると、
胃が隙間を作るために、むずむず動き出すのです。

しかし、この菓子パンのように、
ヘビーな生地と甘いクリームをいっぺんに食べる場合、
胃は隙間を空けてはくれません。
よって、胃はパンパンになります。

こんな胃に酷な菓子パンは、ノンメルシーです。


購入価格:108円。

栄養成分表示:なし。


【オススメ度:★★★☆☆】
スポンサーサイト





タグ:
スレッドテーマ: 菓子パン,グルメ

HOME

トラックバックURL


トラックバック

のっぽパン--黒ごま(限定・2月発売。)  | home |  Pasco--カスタードクリームパン。