第一パン--バームクーぱん。
いちおう、菓子パンを買うときは、
それなりにカロリー等の栄養成分に気をつけています。
(あっ、これ、美味しそうだな〜。)
と、思っても、高カロリー、
高脂質、高炭水化物の場合は、
買わないようにしています。
やはり、年を重ねると、基礎代謝は確実に低下するわけで、
むかしのままの勢いで食べれば、当然消費されずに、
蓄積されるのは関根さん、ではなく、
関の山ってやつです。
日課でヨガを毎日しているものの、
冷え性などの症状は改善されていないので、
体調はすこぶる宜しい、とは云えません。
よって、なるべくよぶんな糖分、脂質を取り込まないよう、
細心の注意を払っている、と云うわけです。
このバームクーぱんを選んだのはちょっとした理由があります。
それでも、ちゃんと栄養成分をチェックして、
購入しました。
したつもり、でした、、。
いまのいまになって、わたしはある新事実に気付きました。
それは、袋の裏に表記されている成分は、
“100g当り”の表示だったのです、、、。
(えっ、、。100g、、、。
って、このパンッ!いったい何gあったんだよ〜っ!!)
と、軽いパニックになり、
袋を舐めるように調べてみましたが、
総重量までは書かれていませんでした、、。
女性がてのひらを開いたくらいの直径なので、
重さは、けっこうあると思われます、、。
(100gって、いったいどこくらいだろう、、、。)
なんだか、胃がズシンッ!と重くなった気がします、、。
いますぐ、この忌々しい消化物を取り出したい気すら、します、、。
なぜ、わざわざ100g当りの成分表示なのでしょうか。
いちいち、100gごとにカットして食べる人など、
いるわけがありません。
ふつうだったら、まるまる1個、食べますよっ。
それだったら、
ちゃんとこの菓子パンの総重量までも記載すべきです。
もしくは、
ちゃんとこの菓子パン全体の成分表示を記すべきでした。
(くっそ〜〜〜〜っ!
バームクーぱんに、騙されたっ!!)
いや、第一パン、でしょう。
いや、、、。
ちゃんと確認しなかった、自分が悪いっす、、。
もし、民事に訴えれば、
“袋には、ちゃんと100g当り、と書かれています。
よって、原告がそれを見落としたことに責任があり、
被告側には、いっさいの落ち度はありません。”
と、完膚なきまでに、訴えは却下されることでしょう。
しかし、これがもしアメリカなら、
“万人が、一目で確認出来ないような表記の仕方に問題があります。
ふつう、総重量に対する成分を表記していると思うのが一般的で、
わざわざ100g当り、と云う中途半端な量で記すのは、
被告側の明らかな落ち度と云えます。
もし、それでも100gにこだわるなら、
注意を引くような文字の大きさ、デザインでそれを強調すべきだったのです。”
と、勝訴することは、確実でしょう。
(たぶんね、、、。)
同じ民主主義とは云え、
海を越えれば、考えも解釈も異なるわけで、
ワールドベースボールクラシックだって、
フェアなスポーツとは云え、
“アメリカによるアメリカのための大会”だって、
云われるわけで、、、。
そんなことより、
“覆水、盆に返らず。”ではかく、
“菓子パン、地上に返らず。”なわけで、、、、。
嗚呼、、。
腸がズッシリと重くなった気がします、、。

“バームクーヘンをイメージしたリング状の菓子パンです。”
(バームクーぱんって、なんじゃいな〜。)
と、思いつつ、
なんとも云えない珍名に、妙に惹かれてしまい、
値段もとくに気にせずに、そのままレジへ持って行っていました、、。
菓子パン選びでは、見た目が肝要となってきます。
いくら、高級そうな名前でも、
美味しそうに見えなければ、食欲は湧かないってもんです。
それくらい、視覚からくる情報と云うのは、
食欲において、重要なファクターであります。
しかし、このバームクーぱんに関しては、
菓子パン選びの定義をくつがえしてしまうほどの、
強力なインパクトをわたしに与えたのです。
(どんなパンだよ、、、、。)
と、ツッコミたくもなるってもんです。
なんとなく、味の想像はつきましたが、
なにより、この何のヒネリもない、
おバカで失笑してしまいそうな名前に、
わたしは魅力を感じたのです。
ヒネリもない、インパクトもない、
ふつうのパン、、。
でも、そんなあんたに、惹かれたのさ、、。
と云うわけで、アイシングでベトベトになった袋から、
生地を取り出してみると、チョコのいい匂いがします。
そして、微妙にアイシングの糖分が溶け、
袋に引っ付いてしまったことによる、
生地の抵抗に抗いつつ、生地を出した結果、
指がベトベトになってしまいました、、。
こういう時、アイシングって厄介です。
指がベトベトになると、
それだけで立腹ってもんです。
ティッシュで拭いても、
完全に拭い去ることは、出来ません。
指をなめても、せいぜいベトベトからペトペトになる程度で、
これまた、完全に指が綺麗になることはありません。
甘くしたいんだったら、
生地に練りこんでくれよっ!
と云いたいです。
そんな、ベトベトとイライラと格闘しながら、
生地を頂きました。

チョコとプレーンの2層です。
おそらく、この層がバームクーヘンのイメージであると思われます。
しかし、層、と云っても、
マーブルと層の中間って感じです。
バームクーへンのような、年輪を連想させる美しい層ではなく、
縦になったり、横になったり、時にななめになったりと、
その年輪っぷりは、破天荒な性質であることを、思わせます。
そもそも、バームクーヘンは、
本場ドイツより、日本の方が世間一般的なお菓子です。
(個人的見解。)
日本では、いまやコンビニでミニサイズが売られているほど、
一般に親しまれています。
しかし、ドイツに行ってみると、
日本のようにスーパーにあるわけでもないし、
カフェやケーキ屋さんで見かけることも、あまりありません。
いちど、ドイツ人に、
「今日は、カフェにバームクーヘンを食べに行くんだ〜。」
と云ったら、
「はっ?何それ?」
と、逆に訊かれました。
ドイツ人に訊かれるくらいだから、
日本ほど一般的なお菓子ではないと思います。
そんなバームクーヘンが、
はるか海を越え、日本と云う地でいまや、
バームクーぱんとして進化し(?)、
菓子パン業界を侵食(?)しているのです。
これこそ、スーパーひとしくんです。
世界不思議発見!です。
そんな、ドイツ人の知らないところで、
勝手に改良されてしまったバームクーぱんですが、
アイシングがあるものの、案外甘さ控え目です。
その代わりと云うか、
あんましチョコチョコした生地ではありません、、。
ちょっとぱっさり気味でもあり、
もっさりとしています。
モグモグ、ゴックン、すると、
喉のところで、生地がしばし停滞します。
それを、なんとかゴックン、のちからで、
食道に押し込むって云うわけです。
それが、もっさり生地の、定義(?)です。
喉での停滞は、道路交通法で禁止されているため(?)、
このもっさり生地は、罰金を支払わなければなりません。
“もっさりは、喉に詰まるよ、ドイツ人(?)。”

層、と云うか、半マーブル、半層、なので、
しゃくしゃくした食感です。
歯ごたえが良いし、ずっしりとした生地なので、
食べ応えがあります。
(嗚呼、、。いったい、総重量、どんくらいあんだよ、、、。)
思わず、“100g問題”を思い出してしまいました、、。
チョコの風味がちょっと薄い上に、
アイシングが味の邪魔をしている感は、否めません。
この、お砂糖の味が、チョコより強いので、
チョコを尻に敷いている感じがします。
かと云って、アイシングの量が多いわけでもないので、
激しくチョコを邪魔しているってことも、ありません。
まあ、云ってみれば、
中途半端、ってことです。
「ちょっとあんたっ!
そこにゴロゴロしてないでよ、邪魔っ!!」
そんな、鬼嫁に邪険に扱われて、
すっかり尻に敷かれるどころか、押し潰されている、
夫のような、アイシングです。
一方の生地は、なんか妙〜〜〜に、
チョコとプレーン生地が、平等です、、。l
チョコの方が濃厚なわけでもないし、
プレーンが強いわけでもないし、、、。
いたって、両者は仲良しこよし、です、、。
「あ、お先にどうぞ。」
「いえいえ、そちらさまこそ、お先にどうそ。」
そんな、腰の低い者同士の、
譲り合いのような、2種の層の生地です、、。
しかし、菓子パンにおいて、
そんな遠慮は無用です。
そういう時って、両者が譲り合っている間だに、
別の第3者が割り込んでしまうものです。
その第3者こそ、アイシングです。
しかし、そのアイシングも、
微妙に遠慮しぃ〜、なので、
3者が遠慮し合って、それこそ、ややこしや〜、です。
影がござれば、光がござるっ!ってわけで、
菓子パンも、光と影のように、
主要となる味と、それを支える第2の味、が必要です。
全部が全部、グレー状態だと、
結局、味全体までも、グレーになってしまうってもんです。
♪濃いに恋焦がれ、濃いに泣〜く〜♪
そんな、青春を感じさせる(?)。
バームクーぱんでした、、、。
購入価格:118円。
【栄養成分表示(100g当り)】
エネルギー:327kcal
たんぱく質:6.2g
脂質:10.5g
炭水化物:50.8g
ナトリウム:200mg
【オススメ度:★★★☆☆(2.5)】
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junku(10/29)