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2006年03月20日[Mon]

木村屋--抹茶あんぱん。

木村屋--抹茶あんぱん。


木村屋、今月の新作っ!
生地の質が、仇となる、、?


うちの近所の道路は、交通量が多いためか、
何年も前から拡張工事が行なわれています。

拡張工事と云っても、もともとそこに建っていた民家やお店の土地を市が買い取って、
住民が引越しをしてから工事が行なわれるわけだから、
それはもう、時間がかかる工事です。

その道路沿いにお茶屋さんがあって、
いつもそこで新茶なんかを買っていたんですが、
そこで売られている抹茶のアメがこどもの頃もの凄く好きだったんです。

抹茶、と云うか、もう緑茶に近い風味で、
値段は安いのに、お茶の味は濃厚だし、
なにより、苦味と甘味が絶妙なバランスで、
老若男女に好まれるアメでした。

わたしは、アメを直ぐに噛んでしまう癖があるので、
そのお茶のアメも、ガリガリ噛んでは、またもう1個、
と、何個も食べてしまいます。

そんなこどもの頃から大好きだったお茶のアメですが、
道路の拡張工事でそのお茶屋さんが引っ越してしまったため、
もう、買えなくなってしまったのです、、。

あんなに安い値段で、良質の味わいのアメなんて、
滅多にないと思います。

都市開発は、街の活性化には必要なことかもしれませんが、
その裏で、伝統とか光景とか、習慣など、
失われるものは多く、また、それは決して取り戻せないことでもあります。

この抹茶あんぱんの抹茶風味を味わいながら、
思わず、あのお茶のアメのことを思い出してしまった、
そんな春のはじまりなのでした、、。

木村屋--抹茶あんぱん。


“「木村屋」伝統の風味ある酒種生地で
 風雅な宇治抹茶あんを包んで焼き上げたあんぱんです。
 春の味わいお楽しみ下さい。”

昨日の桜あんぱんは、春の味わいを楽しむどころか、
まだまだつぼみのままの桜でした、、。

桜の風味が弱く、また、葉っぱが入っているにも関わらず、
しょっぱさもない、なんとも残念賞な、あんぱんでした。

折角、生地の質がいいのに、
メインのあんが総崩れでは、何ら意味がありません。

野球で云えば、ピッチャーが不調ならば、
どんなに守備陣がよくとも、カバーし切れない
、と云うものです。

今日のピッチャーは、一体どんな球を見せてくれるのでしょうか。
それでは、プレイボールです。

生地は、昨日の桜あんぱん同様、
甘味のある生地です。

その甘味はお砂糖やミルクの“洋”の甘さではなく、
なにか、風味のある甘さです。

噛めば噛むほど、甘味が増し、
それがやがては旨みと変化
します。

質のよいお米がそうなように、
パン生地も、質がよいと咀嚼のたびに、
旨みが増すのですね~。

流石、金芽米っ!
あ、違った、パンだった、、。

“酒種生地”と云うことで、お酒と関係があるのかは分かりませんが、
そう云われてみると、甘酒に似た甘味のような気もします。

どこかの、バウムクーヘンが有名なお店では、
なんと、みりんを使用しているそうです。

木村屋のパンも、外国から伝わったものを、
日本ならではの素材で作り上げた、
そんな伝統を感じさせます。

時代が変わっても、伝統を守り続ける木村屋さんに乾杯っ!

桜あんぱんと比較すると、
少々ぱっさり気味な感じを受けますが、
それほど気になることでもありません。

しかし、桜あんぱんのような、
ジューシーでずっしりとした生地ではありません。

ふんわり、ふかふかの生地で、
ちょっとばかし、スカスカな感じもします。

骨そしょう症気味ではありますが、
完全なスカスカ状態の骨では、ありません。

どうやら、ほねほねロックにならずに済んだようです。

しかし、そんな生地を半分に切ってみると、、、。

木村屋--抹茶あんぱん。


1ヶ所に、空洞を確認出来ます。
これは、骨そしょう症の初期段階と云えましょう(?)。

まあ、生地全体にはなんら影響はないようですけどね。
(なら、いいじゃんよっ!)

匂いを嗅いでみても、残念ながら抹茶の香りはしません、、。

本来、抹茶と云うのは、香り豊かなものだと思いますが、
鼻をかなり近付けてみても、そう、香りはしてきません。

風雅な宇治抹茶、、、、”と書かれているんですけどね、、、。

どうやら、平安貴族のような、
雅な世界はそこにはないようです。

木村屋--抹茶あんぱん。


香りはしないものの、
抹茶の色は渋緑で、まさに抹茶色です。

この色は、むかしこどもの頃によく食べた、
お茶屋さんのお茶のアメの色とよく似ています。

あのアメも、この抹茶あんのような、
渋い緑をしていました。

香りはないけれど、
もしかしたら、味は濃厚ではないか、
と思わせる、そんな抹茶色です。

抹茶あんの量はたっぷりで、
端っこにまで、あんが行き届いています。

これは、流石伝統のある木村屋さんと云えましょう。
激しくあんが片寄ることもなく、
中央に寄っていることもなく、
基礎はしっかりと守られている、生地です。

あんは、しゃりしゃりの食感で、
柔らかと云うか、水分が十分飛ばされている感じで、
まったりとした食感でもあります。

やや柔らかよりの、硬めのあん、と云った感じです。

あんだけ食べてみると、
抹茶風味は豊かで、口の中でふわ~と香りが広がります。

しかし、甘味が強いと云うのは、否めません。

昨日の桜あんぱんも同様ですが、香りが豊かで特徴的なあんは、
甘さを過度にしてしまうと、その香りが甘味に奪われてしまいます。

この抹茶あんも、はじめは香りがするのですが、
だんだん甘味が抹茶あんを圧倒し、最後には甘味が口に残ってしまいます。

はじめは圧倒的に勝っていたウサギさんですが、
途中でうっかり寝込んでしまったが故に、
カメさんに抜かれ、結局、最後はカメさんが先にゴールしてしまいました。

この、ウサギさんのうっかりは、
ウサギさんの全責任であって、
誰にも責任の余波が影響することはありません。

しかし、あんの甘味のうっかりは、あん全体に影響があるため、
うっかり八平だって、許されることではありません。

ちょっとしたうっかりが、
とんでもない結末を迎えることもあるのです。

そんな、うっかり八平も反省しているであろう、
抹茶あんですが、生地と一緒に食べると、
残念ながら、抹茶風味が完全に生地の甘味と風味に押されています、、。

もう、グイグイ、グリグリ、押されています。

今日、わたしは突如思い立ち、
友人から貰ったツボ押しの棒で足の裏に全体重をかけて、
グイグイ、グリグリ、ゴリゴリ押してみましたが、
まさか、生地の風味までも、抹茶の風味をグイグイ押していたとは、
思いもしませんでした、、。

これはもう、まさに、ゴリ押しです(?)。

ツボ押しの効果は体調にすぐに出て、
(嗚呼、代謝がもの凄くよくなったんだなぁ~。)
と、しみじみと実感しましたが、
生地の風味の効果は、残念ながら、
抹茶あんにとっては、仇となってしまったようです。

吉良上野介殿とお見受け致します。
 わが藩主、浅野内匠頭の仇討ちにより、
 お命頂戴つかまつる。」

吉良にとっては、何らおとがめなく、浅野を切腹させたわけですが、
その行為は赤穂浪士を奮い立たせ、結局は仇討ちされてしまったのです。

この抹茶あんぱんの、いちばんよかった点は、
生地の上のケシの実です。

少量ながら、香ばしさがとっても印象的で、
もっと全体的にまぶしてもらいたいくらいです。

一方の、吉良の良かった点は、
とっても家族思いで、妻や娘の誕生日には、
必ずプレゼントを贈ったそうです。

しかし、ケシも吉良も、
結局そんないい点は全体で評価されることなく、
歴史上、仇討ちされたやつ、として、
後世に名を残すのでありました、、。


購入価格:84円。

【栄養成分表(1個あたり)】
エネルギー:308kcal
たんぱく質:7.0g
脂質:7.6g
炭水化物:52.9g
ナトリウム:100mg


【オススメ度:★★★☆☆】
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スレッドテーマ: 菓子パン,グルメ

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