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2006年10月05日[Thu]

ヤマザキ--ランチパック アップルフロマージュ。

ヤマザキ--ランチパック アップルフロマージュ。


ある意味、かなり刺激的なランチパックです。
(07/25更新予定だった記事。)

清水寺の舞台は高い、です。
それ故に、飛び降りるにはかなりの勇気と決断を要します。

だからこそ、思い切った決意をすることを、
清水の舞台から飛び降りる”と例えます。

しかし、高い故、飛び降り行為には、
生命の危険をはらんでいます。

思い切った決意の場合も、なにかしらの危険や、
望まない結果に繋がることもあり得るのです。

この“ランチパックのアップルフロマージュ”。

数ヶ月前から、ちらちらと、
独身の前に姿を現しては、独身を悩ませてきた、
憎いあんちくしょうです。

あれは、いつのことだったでしょうか。
はじめて、“アップルフロマージュ”に出逢ったのは、、。

(あっ!ランチの“アップルフロマージュ”だっ!
 前から気になっていたんだよね~っ!)

ちょっとした買い物をしようと、
寄った薬局の食品コーナーで、独身の目の前に現れたのが、
まさに、“アップルフロマージュ”です。

そこの薬局で、ランチパックが置かれているのははじめて見たので、
これは、単なる偶然の出逢いではない!と意気込み、
“アップル、、”に近付くと、、、。

「、、、へっ、へっ、へっ。
 おまえに、わしが手に取れるのか?
 わしを、買えるのか?
 わしを、喰らえるのか?」

と、“アップル、、”は挑戦的な目で、
この独身をにらんでいますっ、、。

「おまえは、わしに“150円”(確か、、)と云う金を出して、
 喰らう勇気はあるのか?」

(ひぃぃぃっ!
 おっ、お許しをぉぉぉっ!!
 わっ、わたしには、あなたさまに150円ものお金を出すような、
 そんな気概はありませんっ、、!!)

“アップル、、”は、弱腰の独身に、
一瞥を与え、そして、その神々しいまでの、
高貴な姿を見せ付けています、、。

独身には、ランチパックが大好きであります。

されど、いくら好きであっても、
超えられない壁と云うのも、あるわけです、、。

もし、独身がぺ様を好きだとしても、
ぺ様ツアー”と云う誘惑に負け、
韓国まで行く気概は、決してありません。

それが、壁ってもんです。

戦後、ベルリンの壁が45年近く崩壊しなかったように、
そう易々と、その壁は取り除かれないのです。

しかし、生命の危険を承知で、
ベルリンの壁を越え、自由のある西へ行こうとしようと人は、
数多います。

この独身も、なんどランチパックの壁を越えようとしたことか、
わかりません。

はじめての出逢いから数日後、
また、この“アップル、、”と別のお店で、
出逢うこととなるとは、誰が予想していたことでしょう。

これは、神のいたずらとしか、
云いようがありません。

2度目の出逢いは、確か6月だったと記憶しています。

その日、久々に行ったイトーヨーカドーが、
再会の場、でした。

菓子パンコーナーへ直行し、
早速、物色を開始すると、目の前に、
ランチパックの“群れ”が、独身の目の前に現れたと云うわけです。

いまだかつて、こんな多種のランチパックを目にしたことは、
ありません。

(嗚呼っ、、!!
 こっ、こんなにランチパックがあるっ。
 いったい、どうしたらいいんだっ!!)

突然の出逢いに、どうしていいのかわからず、
混乱しています。

予期していなかったことが、突然起こると、
冷静に考察、分析、決定する思考回路がショートするのが、
人の常です。

このときの独身の脳内は、
まるで、お水をかけられた働きアリさんが、
突然のトラブルにどうしていいのかわからず、
あたふたしているようなものです(?)。

アリさんのように、ある意味、残酷です。

なぜなら、多種あるランチパックの中から、
ひとつ、もしくはふたつしか選択権がないのですから、、。

しかし、なんとか落ち着きを取り戻した独身は、
さまざまな条件などを熟考し、
たったひとつのランチパックを選び出したのです。

それが、“レアチーズ風味クリーム&ホイップ”でした。

なぜ、このとき独身は、
“アップルフロマージュ”を選択しなかったのか。

それは、、。

「、、おい、また、逢ったなぁ。
 ここで逢ったがなんとかってやつか、、。
 さあ、この再会を、おまえはどうする?
 2度の“偶然”を、“必然”と思うのか?
 それとも、“因縁”とでもとらえるか?
 もしくは、“呪縛”のほうが適切か?」

またしても、“アップルフロマージュ”は、
挑戦的な視線を独身に投げかけ、そして、
157円”と云う値札シールから、
これでもかっ!と云わんばかりに、まばゆい光を放っています、、。

(もうっ、かんべんしてくださいっ、、!
 わたくしめには、あなたさまを喰らうほどの人間ではありませんっ!
 しょせん、清水の舞台に足をかけて、
 恐怖におののき、そのまま逃げ出してしまうような、
 そんなぺっぺけぺ~な根性なしなんですっ、、!)

“アップル、、”から逃れるかのように、
“レアチーズ、、”のみを持ち、レジへ走ったことは、
記憶に新しいことです。

しかし、このとき、
この苦しみの出逢いを、あと数回味わうこととなるとは、
誰が予想していたことでしょう、、。

その後、ヨーカドーへ行くたびに、
“アップル、、”との対峙が待ち受けていて、
毎回、屈辱的な一瞥を喰らっていたってわけです、、。

そして、昨日。

もうそろそろ、多種のランチパックが置かれていた一画は、
一新されていることだろうと思い、ヨーカドーへ向かうと、
またもや、ランチの軍勢は、独身が来ることを知っていたかのように、
いつもの場所に、陣取っていたのです、、。

(嗚呼、、。
 また、ランチパックですか、、。)

と、負け戦を恐れ、尻尾をまいて逃げるかのごとく、
きびすを返そうとすると、
ランチパックにある“異変”が起きていることに気付いたのですっ。

いままで、ヨーカドーは何度も買い物に来ていましたが、
“そのもの”は、はじめて目にしたのですっ。

それは、“割引シール”です。
いわゆる、“おつとめ品”ってやつです。

ほかのスーパーでは、よく見かけるシールではありましたが、
ヨーカドーに至っては、“おつとめ品”を見ることは、
いまのいままでなかったのです。

どうやら、ヨーカドーの菓子パンは、
残業がお嫌いなようです。

しかし、目の前には、20%引きのシールがはられたランチが、
横たわっているのですっ。

そして、散々独身を苦しめてきた“アップルフロマージュ”にも、
そのシールがべとっと、はられていたってわけですっ!

20%引きのシールをはられた“アップル、、”は、
もう、以前の“アップル、、”ではありません。

ライオンにとらわれて、抵抗をあきらめ、
ちからなく、うなだれているウサギさんのごとく、
なにも云わず、ただ、静かに横たわっているのです。

数度の出逢いを重ね、
ようやっと“アップル、、”に勝ったのですっ、、!

長い、長い戦いではありましたが、
こうして無事、清水から飛び降りることなく、
“アップル、、”を手に入れることが出来たのです。

焦りは禁物”とは、
先人は、なんとも素晴らしいことばを残してくれたものです。

ではさっそく、勝利の美味を楽しみたいと思います。

ヤマザキ--ランチパック アップルフロマージュ。


と云うわけで、はじめての出逢いから、
数ヶ月を経て、ようやく購入にまで至った、
ランチパックのアップルフロマージュ”です。

いままでランチパックは、
バニラヨーグルト”、
ピーナッツ”、
ブルーベリー&チーズクリーム”、
女峰苺ジャム&マーガリン”、
ハム&チーズ”、
いちご&ホイップ”、
チョコレートクリーム”、
キナコモチ”、
キャラメルクリーム&ホイップ”、
ホワイトムースチョコ”、
ムースチョコクリーム”、
モカホイップ&カラメルラテ”、
小倉&マーガリン”、
レアチーズ風味クリーム&ホイップ
を頂きました。

それまで、何度となく、157円と云う未知なる世界に、
足を踏み入れようとしたことか、、。

これは、熱いお風呂に足を突っ込んでは引っ込める
と云う行為を繰り返すようなものです。

はやく湯船につかりたいのに、
熱くて入れない。

でも、熱さに耐えてみたいと云う、
ある意味、マゾ的欲求で、足を突っ込んでは、
熱い思いをする。

セレブ菓子パン”も、
ほんとうはいますぐにでも買いたいのに、
踏ん切りがつかない。

しかし、そんな高額の菓子パンのお味を確かめてみたい、
と云う欲求もあるが、壁を越えることへの不安もある。

そんな苦悩を乗り越え、ようやっと、
希望の光、ではなく、希望のシールによって、
無事、その壁は取り払われたわけです。

ちなみに、ベルリンの壁は“壁博物館”で売られていますが、
独身の壁は、非売品ですので、ありからず(?)。

さて、数ヶ月もの間、
ずっと敗北による辛酸をなめてきたのですから、
ここは、じっくりと“アップルフロマージュ”のお味を確かめたいと思います。

まず、生地からですが、
食感は、相変わらず、とってもしっとりとしていますっ。

これが、“ランチパック”と云わんばかりのしっとりです。

もはや、しっとりを超越し、
じっとり、と云っても過言ではありません。

このじっとりが、微妙なもちもち感を、
演出していると云うわけです。

この“微妙”と云うのは、
完全にもちもちではないけれど、
適度な弾力があって、重厚感があると云うことを意味しています。

木目もとっても細やかで、
舌触りは、繊細でなめらか
です。

前回の、“レアチーズ、、”から、
1ヶ月以上、ランチパックは頂いていませんでした。

その間、木村屋の“ふんわりシリーズ”を2個ほど頂きましたが、
やはり、スタイルは酷似していても質は違うよねっ!
と云うところを、この“ランチパック”は堂々と見せ付けているようです。

この生地こそ、高額故の悩ましいところです。

“この生地なら、高値でも仕方ないよね”、
と思う反面、
“もう少し、良心的なお値段だったら嬉しいけど、、”、
と願うのです。

そう願いつつも、毎度ランチパックを購入してしまうのは、
やはり、生地の質にほれ込んでいるからであります。

♪買って、ランチパ~ァックゥ、
 高い値段が、ル~ルゥ♪

流石に、157円は、“飛んでイスタンブール”ってもんですが、
20%引きなら、“飛んでクアラルンプール”くらいでしょうか(?)。

さて、生地のお味ですが、
余分なものを一切排除した、
ごくシンプルな食パン
と云う印象です。

しかし、そんなシンプルな中にも、
しっかりとした旨みが感じられます。

これこそ、食パンの極みと云った感じでしょうか。

あくまで、生地は主役ではなく、
中のフィリングを活かすための配役に徹しているようです。

しかし、この配役こそ、菓子パンの要です。

あの信長が、本能寺で討たれたのも、
護衛がわずかで、守りが手薄だったことが原因のひとつです。

菓子パンだって、フィリングがよくても、
それを支える生地の状態が粗悪だと、
折角のフィリングも最大のちからを発揮出来ないってもんです。

このランチパックの生地ならば、
どんな敵(?)が向かってきても、
決して破られることのない要塞となり得ることでしょう。

ヤマザキ--ランチパック アップルフロマージュ。


生地の中には、りんごフィリングと、
クリームチーズ
が入っています。

りんごは、はちみつのような、
とろっとろの、じゅるじゅる
ジャムです。

その中に、角切りのりんごが、
ごろごろと入っていると云うわけです。

この角切りりんごは、しゃりしゃりの食感を残しつつ、
とってもやわらかく煮付けられて
います。

個人的に、くたっくたの煮りんごほど、
苦手は果物はありませんが、
このりんごに至っては、りんご本来のしゃきしゃき感を、
しっかりと保っています。

♪煮ったぞぉ、煮たぞ、りんごちゃん~っ、
 くったくた、べっろんっ、ふにふに、やっわい(やわらかい)~♪

そんな、くたくたの煮りんごには、
アラレちゃんのパンチョで、気合を入れて頂きたいものです。

お味のほうですが、よ~くフィリングを見ると、
茶色っぽい点々が確認出来ます。

これはおそらく、シナモンだと思われます。

かすかな、香り高いシナモンが、
りんごの奥~のほうから、ふわっと漂ってきます。

角切りりんごは、まだ熟し切っていない、
若いりんごのような、さわやかな酸味がします。

そして、とろとろジャムのほうは、
はちみつのような、のどがじょわじょわ刺激される、
濃厚な甘ったるさ
があります。

このじょわじょわが、結構、厄介です、、。

折角の、角切りりんごの酸味が、
このじょわじょわによって、
打ち消されている節があります。

とろっとろの、蜜の甘さと、
のどが焼けるようなじょわじょわが、
“甘じょぱい”と云う刺激として、
独身の味覚とのどを、襲い掛かっているのです、、。

♪やっめってっ、じょっわじょわ、
 止っめってっ、じょっわじょわ、
 の~どがぁ、の~どがぁ、
 苦しっくなる~ぅ(苦しっくなる~ぅ)♪

サディスティックが止まらない”、
りんごフィリングです、、。

ヤマザキ--ランチパック アップルフロマージュ。


一方のクリームチーズですが、
少しやわらかい、ねとねとクリームです。

お味はこってりとしていて、
酸味はありません。

濃厚で、コクのあるクリームチーズです。

りんごフィリングが、刺激的な濃厚風味なので、
チーズのお味が負けてしまうのではないかと思いきや、
意外と、りんごと対等な関係を保っています。

りんごの甘じょっぱさに、
チーズのこってりのコクが加わって、
風味的には、とても相性がいいです。

しかし、やはりのどに来るじょわじょわと、
チーズのこってりが相成ると、
益々お味が“重く”なってしまっています、、。

この場合、クドいとか、濃厚過ぎると云う表現ではなく、
“重い”が適切かと思われます。

子泣きじじいのごとく、
どしっと、のしかかってくる
ような、
そんなヘビーなりんごとチーズの関係です、、。

チーズがこってりなのだから、
もっとりんごジャムを、甘味控え目にして、
角切りりんごの酸味を活かすべき
かと思います。

これでは、いくらシンプルな生地だって、
両者の重みを抑えることは、出来ません、、。

ダムの決壊のごとく、
りんごとチーズがどばっ!とあふれ出てくるようです、、。

この“アップルフロマージュ”との、
はじめての出逢いから数ヶ月、、。

ようやっと、20%引きで勝利を得たと思っていましたが、
どうやら、それは独身の思い込みのようでした、、。

20%引きと云う、甘いワナをしかけ、
独身が喜び勇んで喰らいついた先には、
甘じょっぱいと云う、別のワナが用意されていた、
と云うわけです、、。

流石の岡っ引きだって、
こんなあくどいワナを、しかけやしませんよっ!

これこそ、
♪ワナに恋焦がれ、ワナに泣く~♪
ってもんです、、。

これには、
♪嗚っ呼、愛しい、OH~、独身、メ~ェモリ~ズッ♪
とは、ならないようです、、。


購入価格:125円。

栄養成分表示:なし。


【オススメ度:★★★☆☆】
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スレッドテーマ: 菓子パン,グルメ

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