のっぽパン--四ツ溝柿ジャム(11/26 長泉産業祭限定)。
くもり空に、薄日が差し込む日曜、
静岡東部に位置する長泉町に、
般若も驚くすっぴん面で登場した独身さん。
この日の目的は、
限定で販売される“四ツ溝柿ジャムのっぽパン”を購入することです。
それでなくとも、“限定”と云うことばにめっきり弱い独身ではありますが、
それが、愛しののっぽパンとくれば、雨が降ろうと、
槍が降ろうと、冬でも油断出来ない紫外線が降ろうと、
どこへでも出掛けるのが独身です。
さて、太っ腹よろしくの連れによって、
独身はいまだかつてない、15本と云う数多ののっぽを購入し、
のっぽパンだけのつもりが、長泉産のお野菜を買ったり、
無料の食べ物を頂き、すっかり長泉産業祭を堪能したわけです。
それだけでやめておけばいいのに、
あろうことか、独身はまた、無料と云うことばに踊らされ、
“投げ餅”と云う、危険極まりない行事にも参加してしまったのです、、。
これには、流石に大相撲の行司、木村庄之助さんだって、
「のこったっ、のこったっ!
ほいっ、はっけよいっ、ほいっ!!」
と、云わずにはいられないことでしょう(?)。
しかし、いくら行司さんが、
「はっけよいっ、ほいっ!!」
と、親展のない取り組みをうながしても、
“投げ餅”と云う取り組みには、相撲の技など、
かけられないのが現状です。
なぜなら、前後、左右、八方から、
人が無料の餅を求め、おしくらまんぢゅうを開始するのです、、。
人々の視線は、空から降ってくる“投げ餅”一点に集中しています。
それすなわち、他人のことなど、眼中なし、
と云うことです。
他人も目に入らない、と云うことは、
独身が抱えている15本もののっぽパン(連れの分も合わせて)もまた、
眼中にないのです、、。
すっかり八方美人、ではなく、
八方すっぴんになってしまった独身ですが(?)、
なんとか、おしくらまんぢゅうの取り組みから逃げ出し、
怪我もなく、また、のっぽパンにも影響なく、
そのまま祭会場をあとにしたわけです。
さて、15本ののっぽパンと、長泉の名産品を抱え、
ようやっと帰宅した独身ではありますが、
この日は、すっかりお疲れモードだったので、
すぐには、のっぽパンのコンディションを確認しなかったのです。
そして、翌日。
さて、さっそく“四ツ溝柿ジャムのっぽパン”を頂こうと、
5本ののっぽパン(10本は連れの分)を袋から取り出すと、、。
(嗚呼っっっっ!!
のっぽがぁっ、“しの字”になってるぅぅぅっ!!!)
袋に、縦に入れられていたのっぽパンは、
独身がお祭りを堪能し、帰宅するまでの数時間の“G”で、
生地の下の部分が軽く、“しの字”に曲がっていたのですっ、、。
さらに、中には“し”どころか、
“〜”が縦になった状態のものまであったのですっ、、、。
これには、独身のまゆげも落胆のあまり、
“ハの字”になるってもんです、、。
なんてことでしょう、、。
あれほど、のっぽパンはロングなボディ故に、
縦の“G”に弱いと気を付けていたのに、
なぜこの日の独身は、そのことを忘れていたのでしょう、、。
15本もの、数多ののっぽパンをいちどに手にし、
浮かれてしまった結果でしょうか、、。
それとも、無料のお味噌汁と牛に舌鼓を打ち、
格安の四ツ溝柿と、エリンギ、こんにゃくの誘惑に根負けした結果でしょうか、、。
♪ん〜やめて〜ぇっ、
のっぽ〜じゃぁ、ないならぁ♪
辺見マリさんがそう、独身を止めていてくれたなら、
のっぽパン以外のものに、こころ奪われることはなかったでしょう(?)。
しかし、あのときの独身は、
♪I can stop!the 無料〜、
お〜さえきれ〜ずっ、無料〜品〜、た〜べ(食べ)〜ま〜く〜〜り〜〜っ♪
だったのです、、。
その、独身の留まることのない欲望と引き換えに、
のっぽパンは“しの字”と云う惨劇を喰らってしまったのです、、。
本当の敵は、おしくらまんぢゅうの“投げ餅”ではなく、
独身自身にあったのです、、。
♪独身はなっぜ〜っ、こんなにも愚かなのっ、
のっぽパンなっぜ〜っ、こん〜なに“しの字”っ、
おし〜えてぇ、のっぽぉキリ〜ン、
おし〜えてぇ、のっぽぉキリ〜ン、
おしえて〜〜ぇっ、ながい〜ず〜み(長泉)〜のぉ町〜長〜っ!♪
町長さんには、“投げ餅”ではなく、
この愚かな独身の疑問に、的確な返答を投げ返して頂きたいです、、(?)。

“四ツ溝柿ってどんな味?
四つの溝があるから四ツ溝柿。
もとはシブ柿だけど、独自の手法でシブを抜きました。
トロリとした歯ざわりと、この甘さはクセになること間違いなし!!”
と云うわけで、長泉産業祭で限定発売された、
“四ツ溝柿ジャムのっぽパン”です。
実は、独身は、
この“四ツ溝柿ジャムのっぽパン”をはじめて頂くわけでは、ありません。
昨年の産業祭でも、この“四ツ溝柿ジャム”は限定販売されていたのです。
(*昨年の“四ツ溝柿ジャム”の記事はこちら。)
しかし、昨年は体調を崩してしまい、
消費期限を数日過ぎてから、“四ツ溝柿ジャム”を頂いてしまったので、
本来の、のっぽパンのコンディションでの評価が出来ず、
悔しい思いをしていたのであります。
それが、今年も“四ツ溝柿ジャム”が販売されると云うことで、
昨年のリベンジが出来ることを、楽しみにしていたのであります。
しかし、その期待心と共に、
ある不安も胸中にあったことは、確かです。
それは、昨年の“四ツ溝柿ジャム”の評価を参照すれば、
ご理解して頂けると思います。
さて、すっかり縦の“G”の影響で、
生地の下が“しの字”に変形してしまった5本ののっぽパンではありますが、
その中でも、なんとか原形に近い生地を選び出し、こうして頂こうとしているわけです。
つまり、
“noppo(のっぽ)---noppte(のっぷて)---genopped(げのっぷと)”
と云う、ドイツ語風に動詞が変形するならば、
この生地は、原形noppoと過去形noppteの中間に当る、と云うわけです(?)。
そして、独身がのっぽパンを喰らうと云うことは、
“Dokussin noppt.(どくしん、のっぷと)”
と云う、三人称による動詞の変形がおこるわけです(??)。
ドイツ語の動詞の変形が複雑ならば、
のっぽパンの“しの字”もまた、独身にとっては複雑な心境です、、。
しかし、生地が変形しようとも、
お味には変わりがないってもんです。

さて、今回の“四ツ溝柿ジャムのっぽ”ですが、
生地は白タイプです。
のっぽパンの起源とも云える、
“ノーマル”は黒生地で、つまり、
のっぽは黒生地からはじまったと云えます。
ところが、昨今では、めっきり黒は白に追いやられ、
白がのっぽを独占している状態が続いています。
これはまさしく、白による“独禁法”と云えます(?)。
しかし、柿ジャムと云う、お味に個性があるものには、
香ばしい生地の黒よりも、あっさりとした白のほうが、
適切なのかも、しれません。
生地の食感ですが、
もっさり、ぽっさりとしていて、
いささか、乾燥しています。
お口の中で、生地がかさかさとしていて、
むほむほします。
いわゆる、サザエさんで云うところの、
「ふんがっほっほっ、、!!」
ってやつです。
(*むかし、サザエさんが番組の最後でお菓子を投げて、
食べたときに胸に詰まらせてむせるやつ、です。)
むほむほを、もぐもぐしてなんとかごっくんまで持ち込み、
ゆりかこから墓場、ではなく、食道から胃袋まで、
押し流すわけですが、その途中、むほむほはあろうことか、
胃の一歩手前で、一時停止してしまったのです、、。
♪ち〜ょっと待ってぇっ、一時っ、停止っ、
いまの生地ぃがぁっ、一時っ、停止っ!♪
(ちゃ〜ら〜ら〜らっ!)
これには、流石の百恵ちゃんも、
♪停止しない〜でよ〜ぉ!のっぽのぉ、せいよ〜っ♪
と、云わすにはいられないでしょう(?)。
もしかして、独身が産業祭にウツツを抜かしている間、
外気によって、のっぽの生地が乾燥してしまったのでしょうか、、。
ならば、益々独身、愚かなりっ、、!
のっぽのコンディションが損なわれる、それすなわち、
独身自身の首を絞めるようなものです。
のっぽパンで、お顔をビシッと、叩かれるならいいのですが、
のっぽパンで首を絞められるのは、ノンメルシーであります。

生地をぱかっと開いてみると、
そこには、とろっとろの柿ジャムがお目見えですっ。
よ〜く、ジャムを見てみると、
小さな柿のぶつぶつが確認出来ます。
さらには、柿の実にある、
濃いオレンジの点々もありますっ。
見るからに、柿満載です。
柿ジャムの食感ですが、市販のジャムのような、
みずみずしいとろとろ感は、ありません。
とろっとろ、と云うか、
どぅぶどぅぶ、のほうが適切でしょうか。
水分はあまりなく、ねばりのほうが強いジャムです。
演歌で云うならば、石川さゆりさんと云うより、
都はるみさん、と云った感じです。
さらには、氷川きよしさんと云うより、
北島さぶちゃん、と云った感じです。
♪はぁぁぁ〜あっ、祭りだっ、祭りだっ♪
そうです。
この“四ツ溝柿ジャムのっぽパン”は、
長泉産業“祭”、限定であります。
流石、さぶちゃんです。
その辺のところは、独身が云わなくとも、
察知しているようすです(?)。
さて、さぶちゃんのごとく、
ヘビーな口当たりの柿ジャムですが、
そのお味はと云うと、、、。
ふっ、複雑です、、。
柿が、別の要素によって、
完全に、支配されています、、。
甘味がかなり強めなのですが、
この甘味と云うのが、柿からくるものではなく、
なにか、水あめっぽい、ど〜ぉんとくる甘味です、、。
しかも、鼻の奥〜のほうにまでずんっ!と来るのです、、。
完全に、柿は甘味に根負けしています、、。
柿のお味はするのですが、
とにかく、甘味がルー大柴さんのごとく、
かなりキャラが濃いので、柿の出る幕は、皆無です、、。
少しでも、柿が前に出ようものなら、
“投げ餅”のおしくらまんぢゅうのごとく、
八方から、甘味が柿を押し潰そうと努めます、、。
これは、“G”と云う、見えない圧力とは異なり、
お口の中で、甘味と云う“G”が、独身の舌を圧迫しています、、。
そして、お味を感知する脳が、
スピードワゴンよろしく、
「甘ぁぁぁぁぁいっ!!」
と、絶叫しています、、。
これには流石のムンクも、
顔を変形させ、苦悩するってもんです(?)。

四ツ柿は、ふつうの柿よりあっさりとしたお味で、
軽い、さわやかな甘味があります。
しかし、この柿ジャムは、
その四ツ柿の本来のお味を感じることが、出来ません、、。
とにかく、お口に入れたときから、
ごっくんするまで、ずっと、甘味によって、
味覚から鼻腔の奥まで、完全支配されるのです、、。
♪口、鼻、つ〜じあっう(通じ合う)〜、
た〜しかに、ふんっ、甘いっぽい〜〜ぃっ、
柿、味、完敗よ〜っ、
そ〜ゆ〜あ〜じ(味)は、やめたっいわ〜〜っ♪
これには、流石の静香さんも、
無言になるってもんです、、(?)。
さて、半分くらい頂いたところで、
この甘味に耐えられなくなった独身は、
ふと、あるものを思いついたのです。
それは、ヨーグルトです。
(この甘味を抑制出来るものは、
酸味がある、プレーンヨーグルトしかないっ!)
そう、エジソンのごとく(?)、
ひらめいたので、あります。
と云うわけで、小さじ1杯くらいのヨーグルトを、
ひとくち分ののっぽに垂らし、そのままお口へインッ!
すると、、。
独身の予想は、見事的中しましたっ!!
柿ジャムの、水あめのような強烈な甘味が、
ヨーグルトの、つんつんの酸味によって、
完全に緩和されていますっ!
ちょうどいい甘味になって、
柿風味もちゃんといきていますっ!
かなり食べ易くなっていますっ!
もしかしたら、
ジャムよりもクリームのほうが柿風味がいきるのではないでしょうか。
それか、香ばしさがある黒生地ならば、
このジャムの甘味を抑えてくれるのではないかと、
独身は勝手に想像します。

♪はぁぁぁぁ〜〜るばるぅ来たぜ、長泉〜〜ぃっ!♪
の〜〜〜〜〜〜ぉっぽをぉ買いたい、ど〜くしん(独身)〜〜っ♪
さぶちゃんが、はるばる函館に来るならば、
この独身は、はるばる長泉に行くってもんです。
それが、例え、甘味に支配された“四ツ溝柿ジャム”だとしても、
独身は電車で1時間かけ、買い求めるってもんです。
それが、のっぽ好きと自称する独身であり、
のっぽのためなら、すっぴんで町を闊歩する独身であり、
のっぽのためなら、“投げ餅”よりも、のっぽを優先する独身であります。
(しっかり参加したくせに、、。)
来年は是非、本来の四ツ溝柿のお味が活かされた、
“新・四ツ溝柿ジャムのっぽパン”を限定販売して頂きたいです。
販売価格:100円。
栄養成分表示:なし。
【オススメ度】昨年に引き続き、黙秘権行使中、、。
タグ:




もた(04/09)