Pasco--特別牛乳クリーム&カスタード〜想いやりファームからの贈り物〜。
♪ね〜んまつ(年末)、ね〜んまつ(年末)、ス〜パ〜混んでいてぇ、
レ〜ジにな〜ら〜ぶ(並ぶ)〜のっ、いやになっちゃうよっ!
も〜くよ〜う(木曜)、え〜ふ(F)のっ、パンの2割引〜ぃ、
どっくしん(独身)は〜、遠慮し〜てぇ、逃げ出した〜の〜さ〜っ♪
年末と云えば、お正月用の食料品を買い求め、
多くの買い物客がスーパーに集合(?)します。
どのお客の買い物カゴを見ても、
さっと〜(佐藤)の鏡餅や、おせち料理やら、
溢れんばかりの品物を詰めています。
独身は、高校生のときにスーパーでバイトをしていたので、
年末のレジの忙しさと云うものは、重々承知しています。
そんなときに、冷凍の蟹を包んだビニールから、
蟹汁が漏れ出したりして、レジ台やら、
カゴの中の品物が汁だらけになって、
蟹のごとく、泡をふきそうな事態に陥ったりするのです、、。
(実話。)
年末は、とくに混雑するので、
日持ちするものは、なるべく早めに購入し、
生ものなどは、混雑時の夕方を避け、昼間に購入するのが、
賢い消費者と云えます。
さて、いまや独身は、スーパーの店員さんでもなければ、
年末にしこたま食料品を買い込まなければならない立場でもありません。
年末であろうとなかろうと、
独身は、自由気ままに、菓子パンを求め、
今日も愛チャリを走らせています。
この日は、前日のぽかぽか陽気とは一転、
冷たい(おそらく)北風がびゅうびゅう吹く、冬らしいお天気です。
やはり、旅人の服を強引に脱がせようとした北風さんなだけはあります。
北風さんは、独身の前進を妨げんばかりの向かい風で、
独身の髪の毛をメドゥーサのごとく、吹き乱しています。
気づいたら、めがねのレンズと顔のすきまに、
髪の毛が入り込んでいました、、。
どうやら北風さんは、強風で独身の歩を止めるばかりか、
独身の視界すら、さえぎろうと努めているわけです。
これがほんとうの、“風当たりが強い”と云うことなのでしょうか(?)。
ときおり、立ち漕ぎと云う荒技(?)を駆使し、
なんとか、スーパーFに到着です。
いつもなら、お店の前に、
“今日はパン2割引”の旗が何本も掲げられているのですが、
この日は、年末と云うこともあり、お年賀用の品物を販売する、
特別テントが設置されています。
そのテントを横切り、菓子パンコーナーへと直行するわけですが、
こちらも年末のためなのか、いつもより、
菓子パンの種類も数も、少ないではありませんか、、。
先週までは、棚や箱に積まれるようにパンが仕入れられていたと云うに、
この日ばかりは、その様は見受けられません、、。
やはり、お正月からパンや菓子パンを頂く人は、
あまりいないからでしょうか、、。
どうやら、風当たりは菓子パンの世界にも存在するようです(?)。
種類も数も少ないと云うことは、
ナイス菓子パンに出逢える確率も比例することを意味しています。
それでも、これまでのナイス菓子パンへのこだわりを捨て、
軽い気持ちで菓子パンを選ぼうと努めるわけですが、
周囲を見渡してみると、まだ昼間だと云うのに、
たくさんの買い物客がお正月用品をカゴにつめ、
レジでは軽い行列が出来ています。
そんな状況で、この独身が菓子パンひとつをたずさえ、
行列に立ち向かうことは、いささか気が引けるってもんです。
これが武士だったら、いまいち自信がないのに、
見栄かなにかで道場破りを企て、いざ、門を目の前にしたら、
急に怖じ気づいてしまった、そんな感じでしょうか(?)。
年末と云うのは、いつもの独身の菓子パン生活にも、
大きな影響を与えるいちだいイベント(?)のようです。
と云うわけで、菓子パンを手にすることもなく、
“泳げ!たいやきくん”のごとく、店のおじさんとケンカ、
はしませんでしたが、お店から逃げ出すように、
出て来てしまったと云うわけです。
(これはやはり、年末の混雑とはあまり関わりのない、
コンビニへ行くべきだったのか。)
と、軽く己をいましめ、
スーパーFから近いコンビニを何軒か思い出すわけですが、
結局、独身が泳ぎ着いた場所は、大型ショッピングセンターです。
ここは、万が一混雑していたとしても、
レジの数がスーパーよりもかなり多く設けられているので、
長蛇の列が出来ることは、あまり考えられません。
そして、この独身の考えは見事(?)的中し、
この日のショッピングセンターでは、列は見受けられません。
そんな、師走の忙しい中、どうやらショッピングセンターでは、
パンに対する情熱には、抜かりがなかったようです。
なぜなら、いつものように、
菓子パンコーナーとは別のワゴンに、
この日のお買い得菓子パンが、うず高く、
盛られているではありませんかっ。
24時間、365日、年中ハイテンションの“さかなくん”のごとく(?)、
ここのショッピングセンターも、年末に関わらず、
ハイテンションで菓子パンを仕入れていると云うわけです(??)。
これには、“さかなくん”でなくとも、
「うっきゃ〜〜〜っ!!」
と、金切り声を出したくなるってもんです。
と云うわけで、この日、独身が釣り上げた菓子パンは、
この“特別牛乳クリーム&カスタード〜想いやりファームからの贈り物〜”です。
菓子パンのワゴンの前で、この“特別、、”を手にし、
購入を考えていたときは、たまたま、独身ひとりで、
ワゴン周辺には、ほかのお客は立ち止まってはいません。
しかし、独身が真剣に“特別、、”の購入のジャッジを考えていると、
ひとりの老女が近寄ってきて、
「へ〜〜ぇ、“特別牛乳、だって。へ〜〜〜ぇ。」
と、ひとりごとを発し、独身同様、
この“特別、、”に関心を抱かれたようです。
しかし、独身は決して、“さくら”ではありません。
いくら、寅さんがそう呼んだとしても、
独身は“さくら”では、ありません(?)。
横峯パパがそう呼んだとしても、
独身はプロゴルファーでもありません(??)。
ただの優柔不断の菓子パン好きです。
その優柔不断っぷりが、まるで“さくら”のごとく、
老女を引き寄せてしまったのかも、しれません。
しかし、いまならはっきりと云えます。
「おばあさん、この菓子パンは、、、。」

“「特別牛乳」は、特別に認可を受けた
衛生的レベルが非常に高い施設で搾乳された牛乳です。
(中略)
「特別牛乳」は、生地と特別牛乳クリームに使用しております。”
と云うわけで、Pascoの新作、
“特別牛乳クリーム&カスタード〜想いやりファームからの贈り物〜”です。
一見、“想いやりファーム”とは、架空の牧場に思うのですが、
北海道中礼内に実在する牧場だそうです。
そして、そこでさくっとしぼられた乳が、
この菓子パンに使用されている“特別牛乳”こと、
“想いやり牛乳”と云うわけです。
以前、スーパーで“男前豆腐”を見掛けたとき、
お味うんぬんよりも、名前のインパクトに惹かれ、
購入したことがあります。
この“特別、、”も、“男前、、”同様、
名前に興味を持ったことは、否定出来ません。
なにせ、この独身、
“特別”“特価”“特待”“特大”“特急”(?)など、
“特”がつくことばが大好きなので、
このように、“特別牛乳”なんて書かれると、
もう、買わずにはいられないってもんですっ。
そう云えば、上京したてのころ、
中央線の“特急”は、別料金がいるものだと勘違いしていましたが、
この“特別、、”は、この日はおねだんが特別と云うことで、
なっなんと、100円の安値で購入出来たのですっ。
♪ひゃ〜く(100)円、ちょ〜どの〜〜っ、
特価のパ〜ンで〜〜っ、
わたしは、わたしは、ふ〜く〜ろ(袋)〜からっ(ジャンッ!)、
取り〜出し〜〜ぃ、ます〜〜〜ぅ♪
“特急あずさ”は、特別料金がかかりますので、
ご注意ください。
さて、さっそく乗車、ではなく、
生地を頂いてみると、流石、
“特別”と謳うだけのことはありますっ!
まず、はじめに生地にかぷっと喰らいつくわけですが、
歯が生地に入り込む瞬間、ぐっっと云う噛み応えを感じます。
しかし、そのまま生地をもぐもぐすると、
今度は、ぐっっではなく、ほぐほぐとした噛み応えに変化しますっ。
バナナシュートのごとく、
食感に変化のある生地です。
噛み応えがあるとは云え、やわらかなふわふわ感と、
十分なしっとり感も兼ね備えています。
なめらかと云うか、舌触りがとても繊細で、
かなり木目細やかな生地であることがお口から伝わってきますっ。
これが“伝言ゲーム”なら、
次々とことばが変えられ、最終的には、
まったく別のことばになっていることが常ですが、
この生地に至っては、次々ともぐもぐしても、
この噛み応えと繊細な生地には、なんら変化はありません。
長嶋さんいわく、
「巨人軍は永久不滅。」
なら、セゾンカードのポイントも永久不滅、
ではなく、この生地の食感も永久不滅ってもんです(?)。
しかし、かたちあるものは、いつかは消え去るのです。
次々ともぐもぐを繰り返せば、いずれ、
この生地はすべて、この独身の胃におさめられるのです。
そして、今度はかたちあるもの、ではなく、
記憶に残るものとして、海馬にデータがインプットされるわけです。
これが、元日ハムの新庄さんが云うところの、
「記録はイチローくんが作って、
ぼくは記憶に残るプレイをする。」
ってやつです(?)。
生地のお味は、まろやかな、ふわっとした甘味と、
ミルクのコクを感じる、深い味わいですっ。
それでいて、表面は香ばしいので、
深さにプラスされ、さらに旨み倍増と云った感じです。
これが、“特別牛乳”、
またの名を“想いやり牛乳”を使用した業なのでしょうか。
その名に相応しい、
やさしくてほんわりとした風味に仕上がっています。
生地のみでも、十分においしく楽しく頂くことが出来ますっ。

中のクリームは、
“特別牛乳クリーム”と“カスタード”が入っています。
クリームが特別牛乳なら、カスタードのほうは、
“森のたまご”が使用されているようです。
“森のたまご”と云うと、
独身が高校時代にバイトをしていたスーパーの社長の奥さんが、
いつも購入していたたまごです。
ここのスーパーは、週末になると、
1000円以上買い物をした人に、
たまごひとパック1円と云う破格のお値段で売っていました。
しかし、たとえ1円の日でも、
社長さんの奥さんは、“森のたまご”ひとすじでした。
奥さんが、いまだ“森のたまご”にこだわっているのか、
それを確かめる術はもう、ありません。
なぜなら、数年前にスーパーは閉店してしまったからです。
つまり、真相は森、
ではなく、やぶの中と云うわけです(?)。
社長の奥さんがこだわっていたくらいなのだから、
“森のたまご”使用のカスタードはおそらく、
かなりのお味であることが期待されますっ。

まずクリームのほうですが、
空気感のあるホイップとはいささか異なっています。
もったりとした重みのあるクリームで、
食感はつるつるとしています。
さらに、ぬるぬる感もあるので、
ごっくんしたあと、このぬるぬるがしばし残って、
不快感までもが残ります、、。
これには、流石の大相撲の行司、木村庄之助さんだって、
「のこった〜ぁ、のこった〜ぁ、
ほいっ、はっけよい〜っ、ほいっ!!」
と、云わざるを得ません(?)。
このぬるぬるを解消するには、
すぐに飲み物を口にするか、
自然に消えるまで、待つほかありません。
毎回、多量に塩をまく高見盛の取り組み後、
時間をかけて塩をホウキではかなければならない人の気持ちがわかるってもんです(?)。
このクリームのぬるぬるも、高見盛関も、
その辺の気持ちと云うものも理解して頂きたいものです(??)。
不快なぬるぬるがあるとは云え、
お味は、こちらも“想いやり”を感じさせられます。
わりと甘味が強いのですが、
ミルク味も濃厚で、コクもあるので、
さほど気になりません。
濃厚でいて、かつ、まろやかと云うか、
ほんわりとした風味があります。
かたちでこのお味を表すなら、
丸です。
薬丸やっくんでは、ありません(?)。
武蔵丸かもしれません(??)。

社長の奥さんのこだわり“森のたまご”使用のカスタードですが、
こちらも、クリーム同様、もったりとしていて、
ねっとり、とっぷり感もあります。
ぬるぬるはないのですが、つるつるとしています。
一生懸命、お鍋に入ったカスタードを火を通しながらしゃかしゃかした、
そんな、丹念に時間をかけたようなねばりを感じます。
しかし、このねばりは、
お口の中にはりつくようなべっとり感があるので、
口当たりはあまりいいとは、云えません、、。
クリームと云い、カスタードと云い、
どうやら、“居残り”がお好きなようです。
お味のほうですが、お口に入れた瞬間、
たまご風味がする、と思いきや、
なんだか奇妙なお味がします、、。
とっても人工的と云うか、化学的と云うか、
とにかく、変、です、、。
以前にも、バニラビーンズ入りと称しながら、その実体は、
リカちゃん人形の皮膚のような香りがしたカスタードを食したことがありましたが、
このカスタードも、まさにリカちゃんをほうふつとさせる風味です、、。
お口の中から、
「わたしリカよ〜。よろしくね〜。」
と、“リカちゃん電話”のごとく、
云われているような感じです、、。
むかし、自宅でウコッケイを飼っていたことがあるのですが、
たしかに、ひとつ500円はするだけあって、
黄身が濃厚でおいしいのですが、これをケーキのスポンジに使用してみたところ、
ふつうのたまごのほうが断然おいしかったことがありました。
そんな感じで、カスタードと云うのは、
高級志向で作ろうとすると、かえって風味を損なってしまうものかもしれません、、。
一生懸命頑張ったのですが、
それがかえってからまわりしてしまった、
そんな感じのカスタードです。
さて、独身がはじめてこの“特別、、”を見たとき、
特別牛乳は、クリームとカスタードの両方に使用されていると思っていました。
しかし、すでに上記したように、
特別牛乳は生地とクリームであって、
カスタードは、“森のたまご”です。
と云うことは、カスタードに使用した牛乳は、
特別ではないと云うことを意味しています。
どうやら、カスタードに対する“想いやり”は皆無なようです。
しかし、これがクリームと相成ると、
カスタードの変な風味をクリームのミルクがおさえてくれるので、
リカちゃんの存在はあまり気にはなりません。
さらには、生地の量に対し、
クリームとカスタードがわりと少量であることと、
生地にかなりの旨みがあるので、メインが生地で、
クリームとカスタードが脇役と云った感じです。
これなら、ショッピングセンターで出逢ったおばあさんに、
「この菓子パンは、クリームはあまりおいしくないけど、
生地がとってもおいしいですよ。」
と、的確(?)なアドバイスが出来るってもんです。
いや、もしかしたら、いまごろそのおばあさんも、
独身のごとく、お口からリカちゃんの声が聞こえているのかもしれません(?)。
購入価格:100円。
栄養成分表示(1本当り):
エネルギー:456kcаl
たんぱく質:7.0g
脂質:22.7g
炭水化物:55.8g
ナトリウム:296mg
【オススメ度】★★★☆☆(3・5)
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junku(10/29)