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2007年04月17日[Tue]

フジパン--季節のサンドロール パイン&ミルク(期間限定)。

フジパン--季節のサンドロール パイン&ミルク(期間限定)。


フジパン、“季節のサンドロールシリーズ”の新作っ!
“光秀”と、“吉田さん”による下克上、、?

♪雨なの~~ぉに~~ぃっ、
ハンティ~~ングですぅか~~ぁっ♪

春は、別れと出逢いの季節です。

たいせつなともだちとの別れ、
新しい環境での、新しい人たちとの出逢いと云う、
なんとも甘すっぱい季節であります。

菓子パンの世界でも、春のような、
甘すっぱい出逢いと別れをしばし、経験します。

(あっ、これナイス菓子パンっ!
 でも、今日はすでに別の菓子パンをハンティングしてしまったから、
 また今度、買いに来ることにしようっ。)

と、ナイス菓子パンを発見したものの、
なんらかの理由で、その日は購入出来ない事情がある場合、
“また今度”、と、ハンティングを見送ることが多々、あります。

しかし、皮肉にも、それがナイス菓子パンであればあるほど、
“今度”が来ることがなかったり、もしくは、数ヶ月以上も経って、
軽く記憶が薄れてきたことに、ふと、再会したりします。

または、もの凄くナイス菓子パンではないけれど、
(ちょっと気になるかも。)とか、
(いつか買うことにしよう。)
などと云ったように、“とりあえずチェックしておこう”的な菓子パンは、
見つけたお店に行くたびに、なんどもなんども再会したりします。

この“季節のサンドロール パイン&ミルク”の場合、
後者にあたります。

おそらく、今月の新作だと思われるのですが、
フジパンの“季節のサンドロールシリーズ”と云えば、
その季節の素材を使用したサンドロールを、まさに、
“シェフの気まぐれランチコース”のごとく、
不定期的に登場する菓子パンです。

さて、そんな“気まぐれ”よろしくの“季節のサンドロール”ですが、
このシリーズを見ると、独身はどうしても想い出してしまう“ある人”がいます。

それは、独身がはじめて“季節のサンドロール”を購入した日のことです。

その日は、少々遠出して、新しいスーパーを開拓しようと、
はじめて“スーパー芥川(仮名)”へと向かっています。

いままで、訪れたことはないのですが、
広告で、菓子パン3つで○○○円と云う特売が行なわれることを知り、
“芥川”まで、遠征してみることにしたわけです。

しかし、いかんせん、はじめての“芥川”と云うことで、
“Yの字”のわかれ道で、まちがって、左のほうの道を選択してしまったのです、、。

出発する前に、地図で確認していたのですが、
“とりあえず、うにゃらら通りをまっすぐ”と記憶していたので、
まさか、“Yの字”のわかれ道があろうとは、思いもしなかったのです、、。

どちらかに行けば、“芥川”との出逢いが、
また、どちらかに行けば、“芥川”との別れが待ち受けているわけです。

しかし、このときの季節は春ではなく、
冬です。

♪冬なの~~ぉに~~ぃ、お別~~ぁれぇです~か~~ぁ♪

と云うわけで、独身は誤った道を選択してしまったため、
“芥川”としばし、わかれてしまうこととなったのです、、。

それでもなんとか、“芥川”に到着し、
さっそく菓子パンハンティング開始です。

はじめてのお店と云うのは、
いったい、どんなメーカーの菓子パンを置いているのだろうと、
新たな出逢いに、うきうき、わくわくします。

この“芥川”では、独身がそれまでハンティングしていたお店にはなかった、
“第一パン”があったりして、まさに、遠征した甲斐があるってもんです。

そこで、独身は3つの菓子パンを選択し、
“ある人”が待つレジへと、清算に行きます。

特売と云うことで、3つでとってもお安いお値段であるはずが、
“ある人”は、独身が認識していたお値段よりも、高い合計金額を独身に告げます。

「、、えっ、○○○円、じゃない、、。」
と、独身が“ある人”に訊ねると、
“ある人”は、それまでの態度を急変させ、
レジの前にある菓子パンコーナーまで移動し、
「これはこっちの箱ねっ!安売りはそっちの箱っ!」
と、独身が誤って、特売ではない箱から、
菓子パンを持って来てしまったことを指摘します、、。

どうやら、その日の特売は、
黄色い箱に入れられた菓子パンのみ、らしく、
独身はそのことに気付かず、通常の箱から選択してしまったのです、、。

それならば、通常とは隔離するなりしてくれればいいものの、
隣りあわせに置かれているので、独身はすべてが特売だと、勘違いしたわけです。

しかし、“ある人”の、軽いシーサーのような形相を目の当たりにすると、
まさか、反論することすら、気が引けるってもんです、、。

すっかり“ある人”に怒られてしまった独身は、
もういちど、菓子パンコーナーに戻り、選定作業のやり直しです。

ここで、もういちど“ある人”のレジへ、と思いきや、
流石の独身にも、“学習能力”ってもんがあります。

そう、うかうかと、シーサーよろしくの“ある人”のもとへ、
行ってしまうような勇気のある(?)独身ではありません。

今度は、“ある人”のレジの隣りにいる、
いささかやさしそうな男性店員さんのもとで、
新たにハンティングした菓子パンを清算です。

そのとき、選択したのが、
はじめての“季節のサンドロールシリーズ”の“ミックスベリー”です。

そして、そのときに恐怖の出逢い(?)を果たしたのが、
“ある人”こと、“吉田さん”です、、。

“吉田さん”は、おそらくフィリピン出身の女性だと思われるのですが、
すっかりレジの仕事になじんでいるようで、日本語もとっても流暢です。

まあ、あれだけの勢いで、独身を叱ったのだから、
長年、日本に住んでいることでしょう。

と云うわけで、“吉田さん”との恐怖の出逢いによって、
独身の中で、“季節のサンドロールシリーズ”=“吉田さん”、
と云うイメージが脳裏にこびり付いてしまったのです、、。

その“吉田さん事件”以来、恐ろしさのあまり、
“スーパー芥川”はハンティング禁止区域に指定されてしまいました、、。

あれから1年以上が経過し、
すっかり“吉田さん事件”の記憶も薄れてきた頃、
独身はふたたび、“芥川”に行ってみることにしたのです。

と云うのも、その頃は、いつも訪れる各お店で、
あまりナイス菓子パンとの出逢いがなかったので、
ここらで、“吉田さん”への溜飲をさげ、“芥川”へ行くことを決意したのです。

今度こそ、“Yの字”のわかれ道を右に進み、
ひたすら北を目指します。

この周辺は、滅多に訪れることがないので、
見知らぬ光景ばかりです。

だんだん“芥川”に近づいてくると、
(嗚呼、この辺通ったなぁ。)
と、1年前に訪れたときの記憶がよみがえってきます。

と、独身の記憶が確かならば、ここら辺で、
“芥川”の看板が見えてくるはずなのですが、
一向に視界に入ってきません。

それとも、独身のただの記憶違いなのか、
と思ったのも刹那、独身めがねには、
“芥川”が閉店しているさまを、映し出していたのです、、。

ガラスから見えるお店の中は、
すっかり商品がなくなり、薄暗く、淋しげな様子です。

そして、入口の扉には、なにやら、
閉店したことを伝える張り紙があるのですが、
流石の独身めがねでは、その文字を読み取ることは不可能です。

と云うわけで、1年前、
フィリピン出身(たぶん)の“吉田さん”との恐怖の出逢いは、
同時に、わかれも意味していたのです。

いまとなっては、なんとも、甘すっぱいような想い出です。

さて、この“パイン&ミルク”は、
“足利(仮名)”と云うお店で発見したのですが、
すでに、4月に入ってから、早々に出逢いを果たしています。

しかし、実際に購入するまでに、実に2週間以上も経過しています。

と云うのも、この“パイン&ミルク”と同時に陳列されている、
レモン&ミルク”のふたつを目の前にして、そのどちらかは、
すでに頂いた記憶があるのですが、独身の海馬もあいまいな様子で、
いったい、どちらが頂いたものなのか、はっきりとしたこたえが出ません。

これは、“ピーターさん”と“池畑慎之介さん”は、
いったい、“どっち”なのか、いまいちはっきりとしないようなものです(?)。

もしくは、“スーパー芥川”に勤めていた“吉田さん”が、
ほんとうにフィリピン出身なのか、いまでは確認する術はない、
そんな、もやもやした気持ちに酷似しています。

と云うことで、ここで、“半か丁か”のごとく、
イチかバチかで、どちらかを選べば、すでに頂いたほうを、
ふたたびハンティングしてしまうことになります。

それすなわち、“カブる”ことを意味しています。

1年前、“芥川”への道の途中の“Yの字交差点”で、
間違ったほうの道を選択してしまった独身ですが、
その場合は、また道を戻って選択し直せばいいのです。

しかし、菓子パンの取捨選択は、やり直おしがききません。

ここは、その場での購入を控え、独身の海馬よりも正確な、
パソコンに頼るほか、ありません。

と云うわけで、“パイン&ミルク”とのはじめての出逢いは、
一時の別れになってしまいました。

その後、何度か“足利”を訪れているのですが、
いかんせん、ほかにナイス菓子パンがてんこ盛りなため、
いまのいままで、この“パイン&ミルク”は、しばし、
独身に、待ちぼうけを喰らっていたわけです。

このままでは、“パイン&ミルク”は、
別れの菓子パンになってしまうところですが、
この日、ふと、“足利”の広告を見ていると、なっなんとっ、
フジパンの“サンドロールシリーズ”が特売されているではありませんかっ。

“サンドロール”と“季節のサンドロールシリーズ”では、
微妙~に似ているようであっても、袋のデザインは、一線を画しています。

はたして、“季節のサンドロール”も特売されているかはわかりかねますが、
3つで198円、ひとつ78円と云うお値段には、こころ惹かれるってもんですっ。

確か、それまでのお値段は、88円だったので、
ひとつ買うとしたら、10円も得することになります。

いまのいままで、なんだかんだ云って、購入が先延ばしされてきましたが、
この日の特売のことを考えれば、“季節のサンドロール”だって、
この独身を恨むこともないでしょう(?)。

と云うわけで、満をじして(?)、“パイン&ミルク”をハンティングです。

幸いにも、“サンドロール”と共に、“季節の、、”も、
菓子パンの特売ワゴンに、情熱的にてんこ盛りされています。

いまだかつで、こんな量を見たことがない、と云うくらい、
“サンドロール”たちが、“#”のごとく、縦・・・、
その上に、横・・・と云った具合に、ででんっと積まれています。

独身はすでに、訪れる前から“パイン&ミルク”をターゲットにしていたので、
あとは、生地のコンディションを見極める作業のみ、です。

しかし、これほど数多、積まれているにも関わらず、
いまいち、選定作業がはかどりません。

と云うのも、どの生地を見ても、
向かって左側に、“パインソースの漏れ”が見受けられるのです、、。

学生時代、あれだけ、
「名前の記入漏れがないように。」
と、試験終了間際に、先生が口をすっぱくして云っていたのに(?)、
このような、菓子パンにおけるクリーム漏れは、決して甘受出来ることでは、ありません。

これがテストならば、うっかり赤点になっている可能性もあります。

つまり、菓子パンのクリーム漏れは、
独身にとっては、赤点を意味しているのです。

ブルマーの“はみパン”は甘受出来ても(!)、
菓子パンの“はみクリ(はみだしクリーム)”は、
“はみだし刑事”が逮捕するってもんです(?)。

と云うことで、漏れのない、満点の生地を捜索するわけですが、
どういうわけか、どれを見ても、みな、左側に漏れが発生しています、、。

ここまで、一斉に漏れていると、
真ん中とか、右側の漏れもあるはずと思われるのですが、
すべてと云っていいほど、左漏れ生地が満載です。

しばし、諦めがつかず、作業を継続しましたが、
漏れのない生地などない、と云う結論に至り、
不本意ながら、赤点の生地を選択です、、。

これも、独身によって待ちぼうけを喰らわされた、
“パイン&ミルク”の、ささやかな反撃なのでしょうか、、。

“一期一会”とは云いますが、数多存在する菓子パンに至っては、
ナイス菓子パンと思っても、なかなか、その場の出逢いで購入することは、困難です。

「○○ちゃん、“のっぽパン”あるよ~。」
「“ポケモン”がいいっ!」

(なにっ、、!!)

どうやら、いま、独身とすれ違った幼き少女は、
“のっぽパン”との出逢いを、自ずから放棄してしまったようです。

「“のっぽ”はこっちの棚ねっ!」

ここは、“吉田さん”にでも、
少女に喝っ!を入れて頂きたいところです。

フジパン--季節のサンドロール パイン&ミルク(期間限定)。


パインとミルクのすてきなハーモニー。”

と云うわけで、
フジパンの“季節のサンドロール パイン&ミルク”です。

“季節のサンドロールシリーズ”と云うと、いままで、
ミックスベリー”、
バナナ&ミルク”、
宇治抹茶&小倉”、
レモン&ミルク”、
山形さくらんぼ&ミルク”を頂きました。

さて、この日、“足利(仮名)”と云うお店では、
“サンドロール”および、“季節のサンドロール”が、
3つで198円と云う、情熱的な特売をしていたのですが、
ひとつ当りで換算すると、68円になります。

独身はいまだかつて、“ノーマルのっぽパン”を64円と云う、
ある意味、“持ってけ泥棒っ”なお値段で購入したことがありますが、
この68円と云うのも、なかなかの安値です。

しかし、いかんせん、独身は“独身”なので、
3つもいちどにまとめ買いすることは、出来ません。

と云うわけで、この“パイン&ミルク”のみの購入となるわけですが、
そうすると、ひとつ78円になってしまいます。

3つの場合よりも、10円も割高になってしまいますが、
これも、“独身”故のことであり、甘受するしか、ありません。

それでもまあ、元々は88円で売られていたのだから、
78円も、お買い得と云えます。

と、ふと、ここで、袋の裏のバーコードを見てみると、
“謎の暗号”が表記されていることに気付きます。

バーコードの上には、“F-0088”とあります。

独身は、これまで、この“暗号”を、
“製造された工場の番号”かと思っていました。

つまり、同じフジパンの菓子パンとは云え、
地域によって、製造されている工場が異なるので、
それを“暗号”によって、区別しているものと思い込んでいました。

しかし、先日、“闇の情報”を頂き、この“暗号”が、
実は、“定価のお値段”を意味すると云うことを知り、
軽く“へぇ”を連発してしまいました。

と云うことは、この“パイン&ミルク”の“F-0088”は、
“定価88円”を意味していることになります。

それすなわち、この日の特売以前に設定されていた88円と云うのは、
割引きなど一切されていない、定価そのままのお値段だったわけです、、。

ほかのスーパーなどでは、たいてい、
特売でない限り、1割引きされて売られています。

そのため、てっきりこの“足利”でも、
特売以外の菓子パンは、1割引きされているものと思い込んでいたのです、、。

と云うことは、この日、独身は78円と云う安値で購入したと思いきや、
定価より、わずか10円しか割引きされていなかったわけです、、。

あれだけ、情熱的にてんこ盛りされて、
ででんっと特売されてる光景を目の当たりにして、
思わず、ひとつ78円でも、十分お安いと勘違いしてしまいました、、。

それに、この“季節のサンドロール”が、
定価88円と云うお安いお値段だとは、
予想すら、していなかったことです。

菓子パンと云うと、100円くらいがマックス(ミニマム?)と思っていたので、
まさか、ここまでお安いとは、独身驚愕ですっ、、。

定価88円と云う、お得な菓子パンで、よろこぶべきなのか、
それとも、情熱的な特売の78円と思いきや、10円しか安くなかったことで、
嘆くべきなのか、これには、流石の“足利義政”だって、
「金閣は、じいさんの義満が建てたんだよぉ。」
と、どっちが金閣を、どっちが銀閣を建てたのか、
いつまで経っても、迷われて、思わず嘆いてしまうってもんです(?)。

もしくは、“マイケル・ジョーダン”なんだか、
“マジック・ジョンソン”なんだか、似たような名前ばかりで、
いったい、誰が誰で、何の選手なんだか、めっきり判断がつかないようなものです(??)。

“マイケル・ジャクソン”なら、明白なんですが、、。

と云うわけで、特売で得したのか、そんなに得ではないのか、
いまいちわからない“パイン&ミルク”です、、。

さて、さっそく生地から頂いてみると、
がっしりとしていて、なかなか厚みのある生地です。

キメがとっても細やかで、繊細なので、
がっしりとしていながらも、どこか、ほわほわっとした、
やわらかさも兼ね備えています。

マッチョながっしり、ではなく、
ソフトマッチョながっしりの噛み応えです。

とても丁寧に作られたと云った印象で、
もっさり感はいっさいなく、口あたりもやさしく、繊細です。

お安い菓子パンと云うと、どうしても、
キメが粗かったり、もっさり乾燥しているのでは、
と、独身めがねも、思わず色めがねになってしまいます。

しかし、それこそ、無粋な先入観ってもんです。

お安いのにも関わらず、120円くらいの高級菓子パンと、
まったくもって、引けを取っていません。

若干、もふもふっとしていて、しっとりに欠ける感もあります。

まあ、気になるほどのもふもふではなく、
しっとりになりきれなかった、しっとり手前のもふもふと云った印象です。

天下統一間近で、“明智光秀”の謀反に遭った、
“信長”のようなものでしょうか(?)。

もしくは、都知事に当選するものと、自信満載だったのに(?)、
大差で落選してしまった、“黒川紀章さん”のようなものでしょうか(??)。

まあ、派手なパフォーマンスで、世間を賑わせたと云った点では、
ある意味、“笑いの天下”を取ったと云えるのかも、しれません、、。

生地のお味は、これまたお高い菓子パンと、
まったくいい勝負を見せ付けてくれていますっ。

生地をもぐもぐっとした瞬間、ほわっとした生地のまろやかな風味が広がる、
と思いきや、もぐもぐを繰り返すと、ミルクのような甘味とコクが、
じゅわじゅわっと、とめどなく、染み出てきますっ。

このじゅわじゅわの甘味に、思わず生地にガッついてしまうのですが、
そうすると、生地が若干もふもふっとしているので、
軽く胸を詰まらせてしまいます、、。

若干だからと云って油断をして(?)、がつがつ喰らってしまうと、
“スライム”が8匹集まって、“キングスライム”に変身するように、
大物となって、食道を攻撃しています。

これが、“油断大敵”ってやつです(?)。

フジパン--季節のサンドロール パイン&ミルク(期間限定)。


生地の中には、パインゼリーとミルククリームが入れられています。

パインゼリーと云うと、なにやら、ぷるぷるっとしていて、
いささか、ゼリーのようなかたさがあるように思えるのですが、
じゅるじゅるっとした、とろとろなソース状のゼリーです。

ゼリーをつくるつもりだったのが、ゼラチンを入れたあと、
うっかりゼリー液を沸騰させてしまったので、ゼラチンが固まらず、
じゅるじゅるの液体ゼリーになってしまった、そんな感じです。

水あめのような、軽いねばりがあるので、
ゼリーと云うより、艶やかで、ゆるめの水あめ、
と云ったほうが、近いのかも、しれません。

ねばっとした情熱を失って、すっかり弱気になってしまった水あめ、
そんな感じでもあります。

お味のほうは、じゅわっとした甘味があって、
パイン風味も濃厚です。

フルーツのパイナップルと云うと、舌べろをじくっと刺激して、
いじわるに攻撃してくるのですが、このゼリーのお味は、
そういったいじわるな刺激は、皆無です。

パイナップルと云うか、缶詰に入った、輪っかのパインで、
甘いお汁にとっぷりと浸かって、すっかりお汁が浸透して、
甘味満載になったパインと云った印象です。

しかし、フルーツより、缶詰を食べなれている独身は、
この甘さに、懐かしさを感じるってもんです。

ときどき、給食などで、フルーツのパイナップルが出たりしましたが、
あの、いじわるな攻撃が、しばし、舌べろを苦しめ、そして、
果肉の繊維が、歯のあいだにめり込んで、それも、なかなか執拗に居座るので、
午後の授業中、ずっと歯に違和感を感じ、めっきり集中出来ず、
思わず、居眠りをしてしまう(!)、そんな感じです。
(いや、それはパイナップルの責任ではない。)

やっぱし、独身にとっては、
パインと云ったら、缶詰こそが“パイナップル”です。

フジパン--季節のサンドロール パイン&ミルク(期間限定)。


一方の、ミルククリームですが、
こちらは、パインゼリーの、とろとろ、艶々とは相反し、
油分によるぬめぬめがあります、、。

つるつるっとして、舌べろでぺろっとすると、
ぬるっと云うか、舌べろの水分をはじきます。

それでも、ゆるやかなクリームで、軽いほわほわ感と空気感があるので、
べっとり、もったりとした重みがないぶん、ぬめぬめもさほど、
強力なインパクトではないようです。

しかし、なんとなく、舌さわりが悪いような感は、
否めません、、。

ざらざら、ではないのですが、どこか、
かなり細かいしゃりしゃりっとしたような感じがあって、
なめらか感に欠けています。

しゃりしゃり満載ではないのですが、
不思議と、しゃりしゃりを感じてしまいます。

つまり、そこには存在しないはずが、
そこにあるような錯覚を覚えるようなものです。

フジパン--季節のサンドロール パイン&ミルク(期間限定)。


クリームのお味は、ミルクと云うか、若干、
ヨーグルト寄りのミルク、と云った印象です。

人工的なミルクのような感じで、
むかしよく頂いた、駄菓子の“ヨーグル”に近いお味です。

しかし、独身は、この“ヨーグル”が大好きな上、
頻繁に“あたり”を連発させたと云う、
“ヨーグルの女王(?)”として、ちまたを賑わわせていました。
(家族内、ですが、、。)

と云うわけで、“おいしいミルククリーム”と云うより、
“懐かしくて、チープで旨いミルククリーム”と云った感じです。

このミルククリームと、パインゼリーがあいなると、
パインのじゅっとした甘味と、ミルクのチープな旨みが相成って、
これまた、懐かしさ満載な甘味をかもしだしています。

どちらかと云うと、ミルクのほうが量が多いので、
パインが押され気味かと思いきや、パインもなかなかの強さを秘めているようで、
ミルクを押し返しています。

いささか、ミルクのぬるっとした油分と風味が気になるのですが、
生地ががっしりとしているので、そちらのほうがインパクトがあって、
さほど、気になるようなぬるぬるでは、ありません。

つまり、ミルククリームのぬるぬるは、
生地によって、救われたと云うことです。

長い生地だけに、“長いものに巻かれろ”と云うわけです。
(いや、それは違う。)

生地は、高級菓子パンには負けてはいない、
上質な食感、お味ですが、中のパインゼリーと、
ミルククリームに至っては、むかしから食べなれている、
チープで甘旨い懐かしさが満載です。

このチープさが、生地とうまく融合して、
なかなかの旨みのハーモニーを奏でています。

袋には、“パインとミルクのすてきなハーモニー”と書かれていますが、
どちらかと云うと、“生地と、パイン&ミルクのすてきなハーモニー”のほうが、
適切かと思われます。

つまり、生地は脇役に思われがちですが、
メインのクリームにも負けずに、むしろ、
クリームすら、おびやかすような存在となっています。

“信長”にしてみれば、
“光秀”による下克上のようものです(?)。

独身にしてみれば、“吉田さん”による怒りのようなものです(??)。

独身も菓子パンのクリームも、うかうかしてはいられない、
昨今の菓子パン界のようです、、。

ちょっと小粋なヨーグルストラップ


購入価格:78円。

栄養成分表値(製品1個当りの標準値):
エネルギー:409kcаl
タンパク質:6.6g
脂質:13.7g
炭水化物:64.8g
ナトリウム:243mg
食塩相当量:0.6g

独身評価:★★★☆☆(3.5)
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スレッドテーマ: 菓子パン,グルメ

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