山梨県、南部の火祭りに、行ってきました。
♪ある〜日っ、タクシ〜のっ、ドライバ〜ッ、勧め〜る〜よっ、
“南部〜の〜火〜ま〜つ〜り”〜は〜〜ぁっ、一見の〜価〜値〜だ〜よ〜〜ぉ♪
ある日、独身族(独身+連れ)が森の中、ではなく、
タクシーに乗っていると、運転手さんがこう、はなしかけてきます。
「うちのおばがね、
“南部の火祭り”は、もんの凄く見ごたえがあるよ〜。
なんて云ってね。
そんな、田舎でやるような花火なんて、年寄りの大げさだと思っていたんだけど、
まあ、もののためしだと思って、行ってみたんだよ。
そしたらねっ、もう〜っ、それは迫力のある火祭りでね〜〜っ!
わざわざ遠くから、ホテルの予約を取ってくる人がいるって云うくらいだから、
あれは絶対に見ておいたほうがいいですよ〜〜ぉっ!」
“南部の火祭り”とは、聞いたことはありませんでしたが、
運転手さんがゴリ押しすると云うことで、ネットで調べてみる独身。
すると、毎年10万人は訪れる、なかなか情熱的なあるお祭りの模様。
と云うことで、勧められるがまま、15日、
さっそく訪れることにしました。
JR身延線に乗り、“内船(うつぶな)駅”に到着すると、
そこは、自動改札もない、ちいさな田舎町です。
駅前の通りを右に進むと、山中の穏やかな町であることに気付きます。
それでも、この日はお祭りと云うこともあり、
道の途中に、ちらほらと屋台が見受けられます。
ここで、山梨名物のおいしいものでも、
と思っていたのですが、どうやら、やきそばやら、
お好み焼きやら、ふつ〜のものしかない模様、、。
そこで独身、久々にカキ氷を食してみることに。
独身「レモンとメロン、くださいっ。」
おっちゃん「はいっ、レモンとメロンねっ!」
がりがりがりがり、、、。
(おっちゃん、氷を削る。)
お「え〜っと、、。
イチゴとメロンだっけ?」
独「いやっ、レモン、とメロンです。」
がりがりがりがり、、。
お「はいっ、メロンねっ!
で、メロンとなんだっけ?」
独「、、レモン、ですっ、、。」
がりがりがりがり、、。
お「はいっ!レモンねっ!」
独(イチゴ、じゃなくてよかった、、。)
こめかみあたりがキ〜ンッ!として、
夏満載と云った感じです。
そのまままい進すると、
その先にデイリーヤマザキを発見。
ここで夕飯用のごはんを購入することにします。
やはり、数多の人がお祭りに集合することもあり、
店内はもりもり込み合っています。
さっさとごはんを選び出し、レジで清算すると、
若い女性店員さんは、忙しさのあまり、かなり不機嫌になっているご様子、、。
すっすると、なっなんとっ!
お弁当各種を、レジ袋に水平、ではなく、
垂直に詰め込んでいるではありませんか、、っ!
これでは、おかずやらが、重力に根負けし、
すべて下に集合してしまうではありませんかっ、、!
しかし、この忙しさで、文句を云うことは、出来ません、、。
そこで、お店の外で、独身、
自ら修正することに、、。
デイリーを左に曲がると、その先は河川敷です。
“南部の火祭り”は、富士川の川沿いで行われると云うことで、
河川敷周辺に、人が集合すると云うわけです。
さっそく土手を登り、どこから見学するか、場所の選定作業をすると、
その先の橋の下に、メイン会場があることに気付きます。
と云うことで、そちらまで、600mほど歩いて向かうことに。
土手を過ぎ、橋を渡ると、右のほうから、なにやら、
もんの凄く黒光した車両が数台、やってきます。
そして、婦警さんがいるにも関わらず、いきなりその場で停車します。
すると、中から、“あちらの方々”が、
こぞって登場してくるではありませんか、、。
独身、生まれてはじめて、目の前で、
“岩下志麻さん”よろしくの方々を目の当たりにします、、。
婦警さんもほかの人たちも、後方で詰まっている車も、
みな、その場で静止しています、、。
さて、再生ボタンが押された(?)ところで、
さっそくメイン会場へと突入します。
ここでも屋台がもりだくさん登場しています。
別段、途中のコンビ二で、
購入する必要もなかったようで、、。
ここで、山梨名物でも、と、またしても捜索しますが、
やきそばやら、お好み焼きやらの、屋台定番のものばかりで、
山梨名産は、別段見受けられません、、。
それどころか、なぜか、ちらほらと確認出来るのは、
富士宮やきそばが、、。
ここは確か、山梨県では、、。
まあ、すぐ近くだし、お祭りだし、
と云うことで、焼き鳥とつくねを購入し、見学場所を捜索します。
到着したのは5時前ですが、
すでに数多の人が河川敷のベストポジションを占領しています。
やはり、見やすい土手は、
独身族が入り込む隙すら、ない模様。
そこで、川原手前まで、進行してみることにします。

このように、富士川の両岸に円すい形の薪の山が、2kmにわたり、点在しています。
これは、“百八たい”と云って、仏教の108の煩悩を絶つ、
との語に由来していると云われ、富士川舟運の水難者の供養と、
精霊送りの意味が込められているそうです。

夜の8時になると、いっせいに点火されます。

これは“投松明”と云って、高さ10mほどの竿の先に、
割竹とむぎわらで編んだカゴをつけ、そこに燃えやすい“蜂の巣”と呼ばれる、
むぎわらを細かく刻んだものを入れます。
そのカゴに向かって、20人のこどもが、
ぐるんっぐるんっといっせいに松明を回転させ、カゴに火をつけよう、と云うわけです。

メイン会場の先に、“百八たい”の、巨大な薪の山がまつられています。

さて、お祭り自体は2時から行われているのですが、
火祭りは夜の6時半からはじまります。
それまで、夕飯でも頂いて、お腹を満載にしておくことにします。
この日の昼間は、相変わらずの情熱的な暑さでしたが、
6時頃になると、どんより雲がちらほらと見受けられるように。
いくぶんか涼しくなって、
ここちよい風か川から吹いていきます。
そうこうしているうちに、ようやっと火祭りがスタートですっ。
こどもたちがいっせいに、ぐるんっぐるんっと松明を回転さて、
それを上空めがけて投げています。
とは云え、やはり、10mもあると云うことで、
なかなか火をつけることが出来ません、、。

なんとかついた模様。
川沿いのあっちこっちで行われているのですが、
この一連の作業を、4回ほど繰り返します。

いったん火がつくと、5分ほどは燃え続けます。
そして、最後には、
ぼわ〜っと炎が崩れ落ちていきます。
さて、“投松明”が終了すると、今度は、
“百八たい”が行われます。
巨大な薪の山の前で、お坊さんたちがお経を唱えはじめます。


スピーカーがあっちこっちにスタンバイされているので、
富士川沿いに、このお経が響いてきます。

巨大な薪の山が、情熱的に燃えています。

風にあおられ、炎はまるで生きているかのごとく、
情熱的に燃え上がります。

火の粉、ふんっふんっ、熱気もんっもんっで、
接近すると、もんの凄く熱いですっ、、!

川沿いの108個の山にも、炎が灯されています。

あたりはガソリン臭いですっ。

そうこうしていると、花火がスタートします。

川沿いの“百八たい”と、花火。
1000発の花火が、
つぎつぎにあがります。

“ドコモダケ”でした、、。



すぐ先の川の中州で打ち上げられていることもあり、
まるで、頭上から花火が舞い落ちてくるかのような迫力です。




最後のクライマックス前になると、なっなんと、独身カメラの充電に、
最後の炎の灯火を示すマークが点灯しますっ、、。
いちおう、予備用も持参しているのですが、その予備も、
すでに、燃え尽きてしまっています、、。
されど、108個の炎は、変わらず命の炎を燃え上がらせています。
6時半開始から、9時まで、火祭りは行われるのですが、
あっと云う間に終了してしまうくらい、かなり情熱的で、見ごたえのあるお祭りですっ。
帰りの電車は、臨時があるのですが、
いかんせん、10万人がこぞってやって来ると云うこともあり、
駅前は、すでに行列が出来ています、、。
と云うか、30分に1本しか来ないので、
行列が先になかなか進まず、ホームに入るまでに時間がかかります、、。
なんとか乗車出来たものの、車内はまるで、
女子高のような、情熱的な盛り上がりに、、。
これが、西富士宮駅まで継続します、、。
まあ、帰りの電車は、いささかお祭りとは異なる盛り上がりでしたが、
火祭りは迫力があって、いままでのお祭りにはなかったような、とっても印象的なお祭りでした。
これは、タクシーの運転手さんに感謝と云ったところです。
*お祭りに必須なのは、レジャーシート、ウェットティッシュ、
そして、懐中電灯です。
山梨県南部町のHP
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junku(10/29)